故障していたVAIO PCV-S600(1998年)の電源、ハードディスク交換とメモリ増設
タワー型VAIOの2世代目です。タワー型のVAIOはまだ数台未紹介のものがあるので少し実家から持ち出して来ました。

久しぶりに起動させようとモニター接続して電源入れてみたところ起動しませんでした。電源外してメモリーも外して放置しても効果なし、そうなると電源が怪しいことになります。

とりあえずカバーを外してみました。マイクロタワー型なのでびっしりと詰まっています。

まず手前の電源を外します。かなりコンパクトです。おそらくこの電源が故障しています。

電源の奥にはPeintumⅡのスロットタイプ(Solot 1)が見えます。

久しぶりに見ましたスロット型のPeintumⅡ。シートヒンクはありますがCPUFanが見当たらないのでそれほど発熱は心配ない?ようです。

メモリはPC-100の64MBが2枚刺さっています。

ボード類はIEEE1394ボードとSCSIボード、モデムで埋まっています。


故障している電源の出力サイズはなんと100W。テスターで通電確認しましたがダメそうです。コンデンサー交換するパワーが現在ありません。

サイズ的にはなかり小さいATX用電源でないと入りません。なかなか見つからずPeintum4の標準機として眠っていたFMV-C630から電源外してみました。

これでも大きいですがなんとか入りそう。(写真手前)

これでも大きいですがなんとか入りそう。(写真手前)

この電源は150Wで大丈夫そうですが、電源コネクタが1系統しか有りません。オリジナルは3系統。分岐コネクターで3系統に。

ハードディスクはオリジナルは8.4GBですがディスク音も大きく、大分へたっているので20GBのIDEタイプ(余っていたPlayStaion2用)に変更しました。

代替の電源をマザーボードに差し込んで電源を入れると見事に起動しました。問題はこの電源がマイクロタワーに入るかどうかですが。

次に新しいHDDに入替。


マイクロタワーはケーブルの取り回しが大変です。

次に新しいHDDなのでリカバリーですがリカバリーディスクが見当たらない。仕方ないのでTrue imageを使ってディスクイメージを作ることに。現行のTrueImageはWindows98をサポートしていないのでTrue Image8.0を使用して復元して完了。

最後に電源を元の位置に取り付けます。かなり無理矢理入れてあります。

元の状態に戻りました。今回は電源の入替(100W→150W)、HDDの入替(8.4GB→20GB)、メモリ増設(128MB→256MB)となりました。せっかく直したので次回に本体レビューをする予定です。

コメント