6年ぶりに切り替えたAppleWacth。今まで使用していたのはSeries4なので6年ぶり。
さすがに1度バッテリー交換しましたがよく動いていました。最近は1日2回位充電しないといけない(夜間も睡眠時間をトレースしていたため)ような状況でOSアップデートも打ち切られた為に交換しました。
仕様は42mmのセルラー仕様。Series4が40mmだったので若干面積が広くなり薄さはそれほど違いが分かりません。予約を9月13日に入れて23日に到着しました。写真左が旧モデル。
厚みは若干薄く改善されていますが、実際にはそれほど違いを感じさせません。右がSeries10
まずはペアリングですが、旧モデルを削除してペアリングしていきます。
iPhone側もiOS18にしないとペアリングできないとの警告がでます。
iphoneアップデートだけで30分程時間を費やしてやっとペアリングが完了して使えるようになりました。Series10自体はネットでたくさんレビューがあるので見て下さい。
私のAppleWacthの使用用途は電子決済とスケジュール確認、そして健康管理です。電子決済はIDとSuicaを登録してあり、普段は8割程度をAppleWacthで決済しています。
私がiPhoneとapplewacthでの最大目的は標準アプリのヘルスケアによる健康管理です。私が普段ヘルスケアアプを使って行っていることをご紹介します。このヘルスケアアプリは複数のソースからデータを集約して管理を行えます。アプリを開らくとアクティビティ:AppleWacthからムーブ:移動時間、エクササイズ:運動時間:スタンド時間、ウォーキング+ランニング、バイタル(心拍数)はAppleWacthからシンクロしています。ちなみに画面のデータは本日の私のデータです。
ウォーキング+ランニング、は週4回行っている有酸素運動(ランニング、ランニングマシン、エアロバイクも含む)身体管理(心拍)と走行距離、消費カロリーをAppleWacthのワークアウトアプリで共有できます。実際にランニングマシン使用時でランニング時間、カロリー数、心拍、距離が表示されます。特に走っている間には心拍数を気にしています。
Series4ではできなかった心拍数、SPO2の測定も管理できるようになりました。心拍数の測定により心疾患の可能性を測定できリズムが不規則な場合は不整脈の可能性が想定されます。またトレーニング時に最大心拍数を知ることにより自身の運動強度の指標が判ります。最大心拍数とは、人が発揮できる最大の心拍数のことで一般的には最大心拍数=220-年齢で表されます。ちなみに私はランニングマシンで12km/hrで30分走ると190台になってしまいます。
SPO2は経皮的動脈血酸素飽和度(saturation of percutaneous oxygen)の略で難しいことは省略しますが血液中の酸素飽和度です。通常正常時は96〜99%で風邪やコロナやインフルエンザ感染、肺炎などの呼吸器疾患時には低下するので通常90%以下になるとかなりヤバく処置が必要。自分の状態把握には重要な要因です。
このSeries10からは睡眠時無呼吸症候群の測定ができるようになりました。睡眠時無呼吸症候群は正常な呼吸パターンから逸脱した動きを加速度センサーでモニタリングし夜間の呼吸の乱れパターンから判断する仕組みです。通常の簡易検査は指先に呼吸センサーを付け睡眠中の血液中の酸素、呼吸の状態を測定します。私も奥さんから夜間無呼吸の可能性を指摘されているのでどのような結果がでるか楽しみです。
また加速度センサーと光学式心拍数センサーを使用して睡眠時間と質(レム、ノンレム睡眠)を測定しています。私は毎日睡眠の記録をこれで行っています。30代から40代頃までは5時間程度でしたが最近は7時間を目標にしています。
体重管理は以前紹介したスマートバスマットを使っています。この体重計のメリットはiOSとの接続がBluetooth接続ではなく、無線LAN経由である点です。Bluetoothは通信距離に課題がありますが無線LANではある程度距離あってもデータ更新が行えます。我が家はお風呂場とiPhoneとの距離がかなりありますがリアルタイムに更新してくれます。また家族などの複数人の場合にも個別判断し個々のiPhoneヘルスケアに転送が行えます。
血圧測定はオムロンの血圧計(HEM-7600T-W)を使用しています。コンパクトな上腕式血圧計で上腕に巻き付けも簡単でスイッチひとつで測定し、そのままBluetooth経由で専用のアプリ(connect omron)経由でヘルスケアと同期します。残念なのが1ユーザーしか登録転送できませんでした。
これらの値を日々数値化することにより自分の生活品質を確認することができるのが最大のメリットです。この新型AppleWacthとiPhone連携でで心拍数、サチュレーション(SPO2)、心電図系、トレーニング係数、呼吸係数、睡眠が数値化され、外部デバイスで体重、血圧連携が行えます。
私は年齢も50代後半なので今後の認知症、特にアルツハイマー型認知症の有害因子はは高血圧、高血糖、喫煙、飲酒、食生活、睡眠不足、運動不足(肥満)なので、ヘルスケアではかなりこの因子の管理が行えます。血糖値センサーも既に埋め込み式(リブレ)は実用化されています(センサーの寿命が課題ですが)が、中赤外線レーザーを利用した非侵襲性血糖センサーの搭載も近いうちに実用化になるでしょう。健康管理の継続はなかなか難しく飽きがきて、モチベーションを保つことが大変です。自分の行動を数値化することよりモチベーションを維持する1つ方法だと思っています。
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