docomo iTV Series SH903iTV

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携帯電話(スマートフォン)
SH-903iTV (SHARP) 2007年
さまざまなシーンでワンセグを楽しめるサイクロイド機構を採用したワンセグ端末。

SHARPがAQUOSブランドとして当時のFOMA仕様のハイエンド機で特徴は筐体の形状でLCD回転機構(サイクロイド)を持った独自のボディスタイル。 
本体は独自の形状で中央に金属フレームを配置し2層形式で質感を向上させています。し私はSHARP製端末は使ったことがなく、妻が何世代も使っていてた端末でした。 ハーフミラー部にサブディスプレイが搭載されています。
キーボードはオーソドックスなスタイル。数字ボタンの下にTVボタンなど3つのボタンがあるのが特徴。
本体は厚みは大分あります。左側は何も無くシンプルですが何層にもフレームが重なるようなデザイン他社にはありませんでした。
右側はmicroSDスロット、プッシュトークボタン、イヤホンマイク端子が装備。 本機の特徴の1つとしてステレオスピーカーを搭載している点でした。LCD回転機構におり、LCDの後ろであるヒンジ部分に装着されています。
本体中央にある円形の十字キーも特徴的でした。他社にない十字キーの周囲は青く光るギミックは良かった。
背部のカメラは有効200万画素のCMOSカメラを装備し静止画や動画が可能でした。動画撮影機能は、解像度がsQCIF(128×96ピクセル)からVGA(640×480ピクセル)までの解像度が選べ、動画撮影時はソフトウェアによる手ブレ補正も行えました。
本機も起動が可能でした。待受画面やユーザーインタフェース、アイコンなどを一括変更する「きせかえツール」に対応していました。グラフィカルなものが多いのも特徴でした。
またFMトランスミッターを装備していてワンセグの音声をカーステや自宅のコンポのFMチューナ経由でスピーカーから音声を出力する機能も他社にはないものでした。
またFOMA仕様ならではの映像を見ながらメールの受信やスケジュール、電卓等の処理が行えるマルチタスク機能は便利でした。 
コンセプトはいつでもどこでも、気軽にワンセグを楽しむということでSHARPが得意とする大型で高画質なLCDを見る環境によってLCDが90度回転する構造でTVを見る時はこのスタイルでした。  
このサイクロイドスタイルはLCDを回転させても十字キー、物理キー、ダイヤルキー周りに影響がないため、操作体系が変わらないというメリットがありました。SHARPらしい高画質で高品位な映像はAQUOSを前面に出してあるだけのことはあり、映像を見ることにファオーカスすると他社とは一歩抜け出ていた感があります。  
ワンセグはテンキー下のTV専用キーで起動します。意外と受信感度の状態が他社より良くない状態で場所を選びます。 
テレビ(ワンセグ)に特化しただけあって待受画面だけでなく、他の機能を利用中でも画面を横向きにするとワンセグが起動した。そして直前まで利用していた機能は終了せず、バックグラウンドに回るため、[TV]キーを押すだけで簡単にワンセグの画面を小さくし、バックグラウンドの機能を呼び出せるマルチウインドウ機能が便利でした。 
LCDは当時のFOMA端末としては最大級の3インチのワイドQVGA(240×400ピクセル)モバイルASV液晶を採用。高い色再現性を誇る6色カラーフィルタを搭載し、視聴するならこの環境は最強でした。また録画もmicroSDメモリーカードを使って、番組の録画/予約録画も行えました。

LCDはコントラストも高く、彩度を上げ、輪郭をはっきりさせる高画質化機能「SVエンジン」を備えており、表示画質をノーマル/シャープネス/ビビッド/ダイナミックに切り替える機能を持っていました。
本機はAQUOSブランドに恥じな高画質の映像品質とワンセグ仕様を限りなく追求した機能性、そしてSHARPらしい高級感のある本物志向のデザインを兼ね備えたデバイスでした。
 

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