CLIE PEG-SJ33 (Sony) 2003年
CLIEシリーズ唯一のカジュアルモデル。
筐体全体がプラスチックの素材で半透明なカバーがいままでのCLIEにないデザインが特徴。
電源を入れるとハードカバーは半透明な為、カバー越しから画面が見える。
デザインも丸みを帯びたボディと同様にキー系も丸いデザインで今までにない斬新さがありました。
正面左側。ジョグダイヤルとバックキー。電源とHOLDの兼用ボタンで下に下げると起動します。
背部。イヤホンジャックとメモリースティックスロット。
背部の無機質なデザインではなくソニーらしい曲線美のあるもの。
ブラックのハードカバーとヒンジ部のコーディネートがいい感じです。
電源を入れると中央の丸いボタンのLEDが何気なくシンプルでいい感じです。
Palm OS は4.1でクロックも上がりレスポンスは悪くありません。
LCDは320×320ドットの半透過型TFT液晶で色味も自然で悪くはない。
半透過型のため、明るいところでも暗いところでも見やすい。
音楽再生ソフトAudioPlayerがインストールされていてATRAC3とMP3の音楽データをそのままメモリースティックに保存し再生できる。
本体スペックは
OS:Palm OS 4.1
CPU:Dragonball Super VZ-66MHz
メモリRAM:16MB、ROM:8MB
LCD:バックライト搭載TFT(320×320ピクセル/6万5536色)
バッテリー:リチウムイオンポリマー充電池
入力:スタイラス
インタフェース:USB、メモリースティック、赤外線
サイズ:72.5×107.8×22mm
重量:約220g
前モデルSJ30よりカジュアル志向を全面に出し、CPUや音楽の生成機能などは機能向上するなど意欲的なモデルでした。
当時はCD,MDウォークマンなどデザイン性が重視する風潮もあり本機は数あるCLIEデバイスの中でも機能だけではなくデザイン性にこだわった1台でした。
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