ゲームキューブ(任天堂) 2001年 25,000円
任天堂で初めて光ディスクを採用し独特の立方体(キューブ)の造形をしたゲーム機
アマゾンを覗いていたらスーパーファミコン、任天堂64,ゲームキューブ用のS端子ステレオAVケーブルというものが未だに購入できるようで思わずポッチと購入しました。(1,195円)
届いたのでゲームキューブに接続してゲーム(マリオサンシャイン)を起動させようとしたところ・・・・・
なんとロードエラー。
レンズクリーニングしても解決しませんでした。
おそらく8㎝DVDドライブが故障の様子。光ドライブは故障のリスクもあるため1台だけDVDドライブを大分前に購入してあったので交換をしてみます。
まずはトップカバーを外すために裏面の4カ所の特殊ネジを外します。
特殊ネジ4本。専用のドライバー(LH)を使います。
トップカバーが外れます。次に手前のコントロールカバーを外します。
フラットケーブル1本を外します。
電源基板のコネクターを外します。
いっしょにFANも外していきます。
ドライブ周りのネジを全て外します。
全て外すとこれだけのネジ数です。
8㎝DVDドライブが外れました。
予備ドライブと交換します。
仮止めしてゲームを起動してみます。
とりあえず起動しました。光ドライブは使わなくても読み取れなくなる可能性もあるので維持が大変です。2月にGC LOADERというドライブレスにするチップを購入したので試してみようかと思います。
ケーブルもS端子経由なのでコンポジットより鮮明です。D端子もあるようですがだいぶ高価です
起動が確認できたのであとは元に戻すだけです。
本機は任天堂らしく?大胆で変わっている筐体はコンパクトで斬新なデザインでした。
この立方体のデザインは本体に4台のコントローラーを接続し、メモリカードスロットを搭載した筐体はイメージカラーのオレンジを始め4色(バイオレット、オレンジ、ブラック、シルバー)のカラーバリエーションで発売されました。
初の光学ドライブは独自規格の8㎝光ディスクを採用。
従来のROM環境ではゲーム容量にも制限がありこのドライブ搭載により様々な傑作ソフトが開発されました。(所有のゲーム)
ハードウェア的には、IBM製のPowerPC系CPU“Gekko”を搭載、グラフィックコアとしてATMのビデオチップとメモリが24MBのでした。
GekkoはPowerPC750, PowerPCG3ベースで485MHzのCPUで前機のNINTENDO64(93.75MHz)の4.5倍とスペック的にも申し分ないものでした。
裏面はシリアルポートが2つ、ハイスピードポート?があります。シリアルポートはLANアダプタやモデムアダプタが接続出来たらしいです。
ベストゲームは本機から発売されたピクミン、大乱闘スマッシュブラザース、ルイージマンションなどオリジナリティーの高いゲームが多かったのですがこの時期にはSONYのPS2、MicrosoftのXBOXなど高性能で特徴的なデバイスが多く、なかなかこの個性を出し切れなかったのが残念です。
当時既にPS2のシェアが高く、その牙城を崩すことはできませんでしたが任天堂らしい遊び方の提案という方向性は進んでいきました。本機の様々な実験的な取り組みはその後WIIではリモコンによる直線的なインターフェイスによりシェアを拡大していきました。
コメント
これは分かりやすい。ありがとうございます、記事を参考にして私もやってみまーちゅ!