知人がiMac 2011のハードディスクから起動しない状態のものを持ってきました。

現象的には起動前にインジケーターが止まったままの状態。

それ自体は特に問題はなく、High Sierraを再インストールで解決しましたがせっかくなのでどこまでアップグレードできるかトライしてみました。

用意したのはSSD化の為の変換ブランケット、年末のアマゾンで購入したSSD512GB(KIOXIA)、ネットでは32 GBまで認識するそうなのでDDR3メモリ8G×4と吸盤カップ。

その前に現行OSであるMontereyを内臓ハードディスク500GBにインストールしてみました。

インストールは可能でそれなりに動きますがやはりハードディスク起動は厳しい。

吸盤カップを液晶上部2カ所に付けます。

それほど力を加えることなく開きます。

ネットに分解方法が載っていますが液晶パネルの両側4本ずつトルクネジを外していきます。


液晶パネルが外れます。手前のコネクターに注意。

ゆっくりと外していきます。

次に一番やっかいな液晶部のディスプレイケーブル。これを痛めるとやっかいなことになるようので慎重に外します。また戻すときに気をつける必要があります。

中央にあるのがハードディスク(500GB)でした。これをSSDに入れ替えます。

SSD(512GB)をブランケットに装着。

SSDを装着して、元に戻していきます。

ネットワークに接続しOSをリカバリーしました。かなり快適です。

メモリも交換してみます。このモデルは液晶下部のカバーを外して交換するタイプです。

元々12GBありましたが32GBまで入れてみます。

ガラスパネルを戻しとりあえず完成。
本体スペックは
OS:Mac OSX Lion 10.7
CPU:インテル Core i5 2.5GHz
メモリ:4GB 1333MHz DDR3 現状12GB(4GB×2、2GB×2) →(8GB×2、8GB×2)
ストレージ:HDD 500GB →SSD 512BG
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R/RW/RDL)
グラフィックコントローラ:AMD Radeon HD 6750M 512MB
ディスプレイ:21.5インチ(対角)LEDバックライトクリアワイドスクリーンTFTディスプレイ 解像度:1920 × 1080ピクセル
有線LAN:100BASE-TX/10BASE-T
無線LAN:IEEE 802.11a/b/g
インターフェース:
・Thunderboltポート × 1
・Mini DisplayPort出力ポートでDVI、VGA、デュアルリンクDVI接続に対応(アダプタは別売り)
・FireWire 800ポート × 1(7W)
・USB 2.0ポート × 4
・SDXCカードスロット
・オーディオ入力/出力
・10/100/1000BASE-TギガビットEthernet(RJ-45コネクタ)
・ステレオスピーカー内蔵
・内蔵17W高効率アンプ × 2
本体サイズ:幅528mm×奥行き188.5mm×高さ451mm
本体サイズ:幅528mm×奥行き188.5mm×高さ451mm
本体重量:約9.3kg

だいぶレスポンスも良くなったので懲りずにMontereyインストール

インターネット閲覧など通常の動作には問題はありませんが。。

無線LANが認識しなく、スリープも効かない、MAPも起動しないなど不具合も多いので結局Hight Sierraに戻しました。

このモデルはDVDドライブがまだ装着されているモデルなので意外と使い道はあるかもしれません。

液晶下部のアップルマークが中央にあるフレームラインのデザインは見ていても飽きません。

iMacのデザインは世代が変わってもその質感は高く私の部屋のミーティングテーブルに飾っておきたいと思うくらいです。

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