CLIE PEG-NX60(Sony) 2002年
前回紹介したPEG-NR70VからOS進化(Palm OS 5)、CPU進化(PXA250-200MHz)、カメラ進化(10→31万画素)など短期間に更に進化したモデル。
このモデルはカメラ機能を省略したモデル。カメラ付きは以前紹介したPEG-NX70V。
NRシリーズから半年でのバージョンアップデバイスでしたが一番の変更点はCFスロットが装備された。
CFタイプの無線LANカードによりインターネット接続が可能となった点。
デザイン的にはNRシリーズと同様でり畳み式で開くと180度回転式の液晶ディスプレーとキーボードが現われる”フリックスタイル。
ファンクションキーやQWERTYキーボードのデザインは前モデルかわらない。
Sony独自のジョクダイル。慣れると使いやすいデバイス。
先日このClieデバイスを物色していたらこのジョグダイアルを初めて搭載した携帯TH241(1994年Tu-Ka)も出てきたのでまた紹介したいと思います。
背部はメモリースティックとCFスロットを装備できていました。
CPUもDragonBallからIntel製「PXA250 200MHz」に変更され更にレスポンスもさらに向上していました。詳細はPEG-NX70Vを参照してください。
本体スペックは
CPU:PXA250-200MHz(Intel)
メモリ:16MB(SDRAM)+16MB(フラッシュメモリ)
LCD:320×480ドット/6万色 透過型カラーTFT(バックライト付き)
バッテリ(連続表示時間):専用リチウムイオン充電池(約10日間:1日30分使用、約4.0時間:音楽連続再生時)
接続端子:USB、IrDA、メモリースティックスロット、通信用カードスロット(CF TypeII)、AVリモコン用ポート、ステレオヘッドフォン端子
寸法サイズ:72.3(W)mm×23.5(D)×136.0(H)mm
重 量:約220g
本機も含めNR,NXシリーズからPalmデバイスとしてのClieの新しい形が確立した1台でありました。
デバイスとしての完成度は高く個人が情報を共有し持ち出す先駆け的なコンセプトだったと思います。
PalmOSが進化しマルチタスク化が進みさらにメモリ領域も増えていくような進化があれが面白かったのですが使用制限や思っていたより進化せずAndroidOSやiOSの革新的なOSに飲み込まれてしまったのが残念です。 6448
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