久しぶりにNECのPCです。PC‐6000シリーズ2台を2000年頃に購入しそのままでした。なかなか以前ほど外出の機会を減らしているため納戸から持ち出してみました。
20年放置していたので当時にどのような状況で購入したか記憶が曖昧で動くか心配でした。
包装はちゃんとした状態で少し期待していましたが。
ボディ自体は汚れは酷いですが黄ばんでいないのでクリーナーかければいいような状態です。
モニターに装着する前に電源入れてみました。電源は入ったのでそのまま使える感じでした。
ゲームのテープも1つ入っていました。
期待を込めて作業部屋でCRTに繋いでみると。
BASICは残念ながら起動しませんでした。
気を取り直して内部を開いてみます。
内部はかなり汚い。(写真以上に汚れとほこりが酷いです。)
前面のキーボード基盤を外していきます。
錆もかなりあります。
上部に電源がありその下がメイン基板のようです。
電源部を外していきます。
メイン基盤が現れました。
ネットでも事例がいくつか挙がっているのでセオリーどおりにタンタルコンデンサ(16V22μF)を疑います。
全部で5カ所。8本が対象でした。
あらかじめ用意してあった交換用のタンタルコンデンサ(16V22μF)です。今回は楠木総業株式会社さんから購入。(Amazonアカウントで購入できるので便利です。)
古い半田吸い取って入れ替えるのに40分位かかりました。プラスマイナスを間違えなければ根気があればできます。
組み立て直してモニターに繋いでみます。
懐かしいHowManyPages?が映し出されました。
N60-BASICが起動しました。予想していた以上にコンポジェット出力は画像が粗いです。
キーボードも接続してプログラムが動くか確認します。
データーレコーダー接続しLOADしてみます。
いい感じで読み込んでくれ起動できました。
ゼビウスを以前に買ってあったのでLOADしようと思いましたがメモリが16KBでは動かないようです。(6001mkⅡに期待)
とりあえず本日はこれまで。明日以降に基盤洗浄、クリーニングしていくつかアプリケーションを動かしてみようと思います。
PC-6001 (NEC)修理編
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