壁際に置くだけで投影できる超短焦点プロジェクター。
ヤフオクでジャンク品5,000円で出品されていて上限7,000円に設定してあったら6,700円で落札。
この金額ではかなりヤバいと覚悟して到着を待っていました。
本機は2016年に発売されたプロジェクターです。かなりコンパクトでワイヤレスなどコンセプトとしてはかなり気になっていましたがスペック的に100ルーメンで10万円を出す勇気がなかったデバイス
送られてきたものは本体とワイヤレスユニット。本体には専用スタンドの一部も割れた状態で入っていたので半分諦め気味でした。
電源が包装されていなかったため、VAIO用の19.5VとsonyTabletに使っていた5Vの電源を用意。
どちらも電源は入りインジケーターも点灯しました。
内蔵バッテリーも充電されている様子。
このLSPX-P1はオンラインマニュアルを見るとスマートフォンでの設定のみのようでXPERIAに専用ソフトをインストールしてみます。
最初はBletooth経由で接続ができ、本体を初期化してました。
専用スタンドは1万5,000円前後と高価のため、アマゾンでタブレット用を購入。
専用スタンドの上部があったので無理矢理付けてみました。結構いい感じになりました。(ジョイント部は不安定ですが)
ワイヤレスユニット部はHDMI入力があるため以前購入しダイニングテーブルに置いてあるPanasonic製ポータブルテレビVIERAのユニットと接続しました。このVIERAはTV部とチューナ部が分かれていて、チューナ部はVIERA以外にもTV出力(HDMI)ができる優れもの。
VIERAのリモコンでチューナー操作に切り替えるとLSPX-P1側に地デジとBSを出力してくれます。
電源をいれてみました。起動までに数十秒待たされます。
映りました。光源は100ルーメンなので明るい部屋では厳しいですがこのコンパクトな筐体は魅力的です。
朝7時位でリビングは蛍光灯。ダイニングは消した状態の映像です。
意外とまともに映ります。サイズは80インチ相当です。
壁からの距離もそれほどなく、長短焦点のメリットはあります。この距離でこの映像が出力出来るのには感動しました。
筐体は小型のスピーカー並のサイズにスピーカーとバッテリーまで搭載しています。
リビングの照明も消してみます。テニスのボールもしっかりと追える程度は見えます
コントロールはスマートフォン(XPERIA Z Ultra)で行っています。
メニューは3種類(ポスター、外部入力、自分の写真)。
ポスターはスクリーンセイバーで天気やテーマによって映像が出力されます。
時計もありますがこの投影サイズでは実用性は?
ソニー同士なのでスクリーンミラーリングも簡単に接続出来ました。
どれだけ実用性があるかは疑問ですが大画面に投影されると面白いものです。
本体スペックは
投写方式:SXRD・3原色液晶シャッター投写方式
表示素子:0.37型 SXRD x1(1366 x 768 画素)
フォーカス調整:電動 (オートフォーカス)
投写画面サイズ:22型-80型
光源:レーザーダイオード
明るさ:100lm
バッテリー:内蔵リチウムイオンバッテリー
駆動時間:約2時間
充電時間:約4時間
オーディオ:スピーカー 25mm x 2 (モノラル), バスレフ方式
アンプ:2W + 2W モノラル(4 Ω)
無線:無線LAN IEEE802.11a/b/g/n (2.4GHz, 5GHz)、MIMO対応
Bluetoooth:Bluetooth 4.0 (Bluetooth Low Energy)
内蔵ストレージ:内蔵ストレージ 約4GB
センサー:加速度(姿勢)センサー、照度センサー、測距センサー
IRリモコン受光部 (AVマウス対応)
対応コーデック/フォーマット:静止画JPEG、GIF 、PNG 、BMP
動画:MPEG-2、H.264、MPEG-4、H.263
電源:DC 19.5V (ACアダプター VGP-AC19V77)
外形寸法 (幅x高さx奥行):約81 mm × 131 mm × 131 mm
質量:約930g
デザインもシンプルでホワイト基調のボディはコンパクトで圧迫感もなく部屋のインテリアにも上手く調和するものです。
このLSPX-P1の使い道ですが本格的に映画やスポーツなどを見るのには100ルーメンでは正直厳しいです。普段は4年ほど前に購入したEH-TW6600W (EPSON)を使っていますが画質(コントラスト比)も明るさ(2000ルーメン)とスペック的にはおよびませんが場所の確保や動かす時のルーティン(スクリーンを下げ、PC起動、画像調整など)は必要なく、以外と大きな騒音もなくカジュアルに楽しめるプロジェクターでした。
コメント