HR-S10000 (Victor) 1988年 276,400円

映像機器

ビクターがS-VHS技術の集大成と付けたビデオデッキ

DSC_0014.JPG


本機を購入した時期は録画環境かテープからDVDレコーダーに移行としている時期の1998年頃に中古で購入。

DSC_0022.JPG

DVDレコーダーのRD-X1(Toshiba)を購入後、接続してテープメディアをDVD化していました。

DSC_0020.JPG

筐体自体はかなり大型(横43.5cm、奥行き39cm、高さ15㎝)でパネル類は格納式。右のジョグダイヤルは当時の編集用ビデオデッキの必須アイテム。

DSC_0010.JPG

大型のわりにスイッチ類がない為、デザイン的にはシンプル。

DSC_0011.JPG

特徴はプロ用編集機と同等の高精度・電子編集機能を搭載していました。

DSC_0013.JPG

ドアをオープンにすると編集用パネルが開かれ編集用のスイッチ類が機能別に配置されています。

DSC_0017.JPG

ジョグダイヤルの編集制度は±3コマ。HF-3000の精度まではいきませんでしたがVHSにしては十分な精度でした。

DSC_0018.JPG

エフェクト、タイトル編集、インサート、ノイズリダクション(DOLBY_B)そしてフライングイレースヘッドと編集には十分でした。

DSC_0026.JPG
DSC_0027.JPG
DSC_0025.JPG

久しぶりに起動させてみます。

DSC_0030.JPG

背部です。アナログ系の入出力にS端子も装備されています。

DSC_0032.JPG

フロント下部にも各種端子が装備されています。

DSC_0036.JPG

アナログ入出力、ヘッドホン、マイク、チャンネル設定等 035

DSC_0035.JPG

S端子接続します。

DSC_0065.JPG

ビデオデッキは定期的にメンテしているのでテープの巻き込みなどなく30年経ってもなんとかメカも動きます。

DSC_0037.JPG

FL管は換えがないので寿命が心配です。

DSC_0039.JPG

デッキ自体のポテンシャルが高いためか画質も初期型(HF-S7000)よりも画質が一段と向上しています。

DSC_0040.JPG

録画ソースも高画質のせいか黒、赤、青などしっかりとした映像が再現できていて、特に黒が潰れないのはアナログデッキの良いところです。

DSC_0058.JPG

リモコンです。

DSC_0071.JPG

かなり多機能でコストの掛かっているリモコンです。今でも動きます。

DSC_0072.JPG

アナログデバイスはモニター(PROFILEPRO_KX-34HV2)に接続しいます。液晶パネルも高画質ですがこのプロフィールの映像はアナログ的なまた別世界の映像を出してくれるためなかなか手放せません。

DSC_0068.JPG

本機はVHS提唱メーカービクターが威信をかけてVHS編集に特化したデッキでした。その後TBC(タイムベースコレクタ)の登場で更に映像が安定しましたが当時投入できた技術を惜しみなく出したデバイスでした。

DSC_0056.JPGdiv>

コメント