PalmOS5.0搭載、カメラを内蔵し、CPUもスペックアップしバージョンアップした折りたたみ式Clie
デザイン的にはSwingスタイルは先代と同様でディスプレイ部は180回転しフリップ式にも使えるタイプ。
NR70の発売から半年位のバージョンアップでかなり進化してしまったClie。当時NE70で満足していましたがさらに機能UPしてしまい再度購入する羽目になったデバイス。特にCFスロットが装備されネット接続できたのが大きな理由でした。
CPUもDragonBallからIntel製「PXA250 200MHz」に変更されレスポンスもさらに向上しました。
液晶部は6万5536色まで表示できる320×480ドットの低温ポリシリコンTFT型のLCD
ヒンジ部には有効画素数31万画素のCMOSカメラを内蔵しており、VGA(640×480)サイズまでの画像が撮影可能でした。
背部には赤外線ポートとMSスロット、CFカードのType2スロットが装備されている。
そのため若干筐体も厚くなっていました。私はここに純正の無線LANカード「PEGA-WL100」を装着して無線LAN経由でネット通信していました。
正面左側。ホールドボタン、バックボタン、ジョグダイヤル、オーディオ端子。ヒンジ部分にキャプチャーボタンを配置。
ジョグダイヤル。アプリケーションで割り当て変更が可能でした。
キーボード部。若干配置が変更されているがそれほど使い勝手は良くない。携帯電話のような片手での入力は難しかった。
上部はアプリケーションボタン、スクロールキー。
31万画素のCMOSカメラはまだ生きています。
実際作成してみましたがメモ代わり程度には十分です。
本体底部。スタイラスペンが収納できます。
本体スペックは
CPU:PXA250-200MHz(Intel)
メモリ:16MB(SDRAM)+16MB(フラッシュメモリ)
LCD:320×480ドット/6万色 透過型カラーTFT(バックライト付き)
バッテリ(連続表示時間):専用リチウムイオン充電池(約10日間:1日30分使用、約4.0時間:音楽連続再生時)
接続端子:USB、IrDA、メモリースティックスロット、通信用カードスロット(CF TypeII)、AVリモコン用ポート、ステレオヘッドフォン端子
寸法サイズ:72.3(W)mm×23.5(D)×136.0(H)mm
重 量:約220g
本機はCPUがIntel製「PXA250 200MHz」に変更になって体感的に違いがわかりました。またPalmOS5.0を搭載した初のデバイスでCFスロットによる拡張性、内蔵カメラ、音楽再生機能などPDAと持てる機能を全てつぎ込んだデバイスでした。しかし半年で買い換えるのは当時はキツかった。
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