PCV-M370 (Sony)  1999年

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オーディオ機器と一緒に積み重ねられるVAIO コンポ

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本機は従来のPCのデザインとは異なりミニステレオコンポのような形状をしたPC

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アルミ材をふんだんに使いAV機器といっしょに並べても遜色のない作り。

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特にフロントパネルの作りはAV機器メーカーが作っただけありアルミのパネル周りはオーディオ。アルミのヘアラインはPC離れした美しいデザインです。

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サイズもミニコンポサイズ幅(280mm)に合わせ、HDDを消音ボックスに入れるなどこだわったPC。

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正面左側。USB Port、Game Port、ヘッドホン端子、ボリューム。電源スイッチはサスペンド用で便利。

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右側。CDドライブも縦置きができるようにスロットローディング式を採用。赤外線センサー。

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ボンネット部。VAIO文字彫りはいい感じです。

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背部です。7084
Line/Phone,PS/2 Mouse,S-Video(In),Video(In),Printerを装備。下部にKeyboard,S-Video(Out),Video(Out),Serial,Monitor,LineOut,LineIn,MIC,USB,Control A1,ワイヤレスKeyboard,IR IF

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オプティカルOUTがこのモデルから追加されました。これによりCDをMDにサンプリングコンバートされますが直接書き込めるようになりました。

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実家から持ってきたVAIO用モニターがDVI専用で変換ケーブルでも映らなかったのでモニターを変えて起動してみました。

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初代(PCV-M300)はCPUにMMX Pentium 200MHzと若干非力だったけれどAMD-K6-2プロセッサー400MHz(メモリは128MB)はWindows98を動かすには十分なスペック。

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本体スペックは
CPU:AMD-K6-2プロセッサー400MHz(内蔵1次キャッシュ64KB)
チップセット:ALI Aladdin V Chipset(Super7TM Platform対応、100MHz FSB)
2次キャッシュ:512KB(パイプラインバーストSRAM)
メインメモリー:(標準/最大) 64MB/128MB[256MB](DRAM、PC100準拠)
拡張メモリースロット:(空き) DIMMスロット×2(1)
グラフィックアクセラレーター ATI 3D RAGE TM PRO TURBO AGP(2×)[3D/動画アクセラレーション対応]
ビデオメモリー 4MB(SGRAM)
表示モード: モニター出力:約1677万色 (1280×1024)
ビデオ出力:約1677万色(800×600、848×480、720×480、640×480)
オーディオ機能:YAMAHA YMF724F-V AC97準拠/Sound Blaster(R)Pro互換(PCI接続、オンボード)、ハードウエアMIDI音源(XG/GM互換)、3Dサウンド機能、デジタルオーディオ出力付、2.8cmモノラルスピーカー内蔵
FD:3.5インチ3モード(1.44MB/1.2MB/720KB)
HDD: 約6.4GB(Ultra ATA対応)
CD-ROMドライブ:最大24倍速(スロットイン型)
内蔵モデム:最大56Kbps(V.90/K56flex)最大33.6Kbps(V.34)/最大14.4Kbps(FAX)
拡張スロット:(空き) PCI×2(2)
前面LED表示 電源/ハードディスク/CD-ROM/フロッピーディスク/モデム/キーボード
電源 AC100V±10%(50/60Hz)/キーボード:単3乾電池×4本
消費電力/エネルギー消費効率 約130W(スタンバイ時約6.7W)/約27W
外形寸法 幅約280×高さ約92×奥行き約355mm(本体、突起含まず)
幅約164×高さ約304×奥行き約355mm

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おそらく当時のターゲットは一人暮らしでオーディオもテレビも一台で使えるPCがライフスタイルデザインだったと思います。

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このM370は当時のPCとしてはかなり割り切ったものでコンセプト、デザインは他のメーカーにはなかなか真似ができない仕様でした。

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VAIOとAV機器との融合はこのシリーズから始まったと思いメーカーではなかなか真似できない代物だと思います。オーディオの”コンポ”自体が死語になりつつありますが、それでもあえてこのデザインはオーディオコンポにマッチングできたPCでした。久しぶりに起動確認ができたので同時期に購入したMDデッキを持ち出してみました。リンクケーブル(シリアル)がどこかにあったはず。見つかったらシンクロしてみようと思います。

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