VAIOC1の2世代目(PCG-C1XE Mobile PentiumII-266MHz搭載)のマイナーチェンジ版。
CUPがPentiumII-400MHzに変更されCPUレスポンスを向上させたタイプでこのモデル以降はCUPが低消費電力型CUP(Crusoe)を搭載したものにモデルチェンジされました。
前回紹介したPCG-C1VJの比較するために持ち出してきました。
デザイン的には次世代機と変化はありませんが従来のVAIO色(紫色)。
C1の2世代目が出たときにはコンパクトな筐体の薄さは他のメーカーにはなく、斬新的なデザインでした。
キーボード部。初代(C1)から比べると改善されているタイプ。
キーボード手前はステレオスピーカーを配置。
ポインティングデバイスはスティックタイプ。
正面左側はCPUの排熱口とPCカード、IEEE1394
右側は赤外線、オーディ関係、USB1(1.0)、電源、ディスプレイ出力、ジョクダイアル、モデム端子
VAIOの特徴でもあるジョクダイアルが装備されアプリケーションで制御が可能でした。
液晶部は横長タイプの8.9inchTFT液晶(1024×480)を装備。
液晶上部にはC1シリーズ特徴のCCDカメラ(41万画素)。実際には使用頻度は低かったですが。
本体スペックは
CPU:Pentium IIプロセッサー(400MHz 内蔵1次キャッシュ32KB)
チップセット:440ZX AGPチップセット システムバスクロック 66MHz
2次キャッシュ 256KB(プロセッサーチップに内蔵)
HDD:約12GB(Ultra ATA)
メインメモリー:標準/最大 SDRAM 64MB(オンボード)/最大128MB
拡張メモリースロット:(空きスロット数) 専用メモリースロット×1(1)
グラフィックアクセラレーター:NeoMagic MagicMedia256AV(NM2200) ビデオメモリー 2.5MB(ビデオチップに内蔵)
内蔵ビデオカメラ:1/6 インチCCD41万画素(f=2.8mm F2.8)
LCD:8.9型、ウルトラワイドXGA(1,024×480ドット)対応、TFTカラー液晶
PCカードスロット TypeII×1、CardBus対応
オーディオ機能 ウィンドウズサウンドシステム互換、内蔵ステレオスピーカー、内蔵マイク、
内蔵FAX/モデム 最大56kbps (V.90/K56flexTM自動対応)/最大14.4kbps(FAX時)
キーボード:ポインティングデバイス 約17mmピッチ86キー
電源 ACアダプターまたはリチウムイオンバッテリー
消費電力/40W/2W
本体外形寸法 248mm×27mm×153mm/約1.0kg
前回紹介したC1PCG-VJ/BPと並べてみました。
外観的にはほとんど違いが分かりません。
3世代目のほうが外観のカラーリングが明るい色調に変更されています。
OSもWindows98SEでPentiumⅡ400MHzは当時としては十分すぎるスペックでした。CPUの性質上どうしても駆動時間が短いのが欠点でしたが。
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