ムーバ50Xシリーズでは初めてソニーエリクソン製となったモデル。久しぶりに携帯をいくつか紹介していこうと思います。
本機はmova規格(2世代)でソニー端末初の赤外線通信が搭載された端末。
スタイル的には当時スタンダートだった折りたたみ式のであり使い勝手は非常によかった端末でした。
開くとテンキージョグダイアルがソニーらしい。
当時のSONY携帯の代表的な機構がフロントジョグダイヤルを採用したボタン配置。ジョグダイアルだけである程度の操作ができた。
正面左側。ヘッドホン端子のみ。
右側面には閉じたときの背面ディスプレイ表示切り替えなどに使うボタン 。
デザインの特徴は背部の処理がソニーらしく、サブ液晶(84×25ドット、モノクロの半透過型STN)や上部の赤外線ポートも実用的だった。
電源を入れると「どこでもいっしょ」の人気キャラクター「トロ」が出現する。
OSのインターフェースは既に完成度の高いものでした。文字変換も、ソニーオリジナルのPOBoxが搭載されて学習機能も進化していた。
本体スペックは
音声通信方式:mova(PDC)(800MHz、1.5MHz)
形状:折りたたみ式
サイズ:96 × 49 × 29 mm
質量:120 g
連続通話時間:約130分
連続待受時間:約320時間
充電時間:約120分
外部メモリ:なし
FeliCa:なし(SO504i) あり(SO504iC)
赤外線通信機能:あり
Bluetooth:なし
放送受信機能:非対応
メインディスプレイ:TFT液晶
解像度:128×160ドット
表示色数:約6万5536色
バックライトも搭載していたので夜間も使用には問題なかったが意外と点灯時間が短い。
デザイン的にはスタンダードな折りたたみ式ですがSONYらしい丸みとカラーリング(バンガーディーレッド、ビクトリアンホワイト、マットブラック)はよかった。
本機は、目新しいものはなく従来の機能をブラッシュアップしながら使い勝手を良くした端末で、レスポンスや日本語入力、ジョクダイアルなどはチューニングを重ね良く出来上がっていて、久しぶりに動かしましたが現在のどの端末も似たようなデザインではなくソニーらしいこだわりを感じた端末でした。
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