シャープ X1 CZ-800C ジャンク修理 part1
ヤフオクを眺めていたら「シャープ X1 CZ-800C ジャンク」商品説明が「
通電は確認しました。その他は動作未確認です。本体、キーボードのみです。 状態はホコリ、汚れなどがあります。キーボードのコードは劣化しています。神経質な方は入札ご遠慮下さい。ジャンク品であることをご了承の上でご入札下さい。 ノークレーム・ノーリターンでお願いします。 」で12,380でした。
初期型のX1赤はまだ値段が上がるけれど1回位は挑戦したつもりが落札されてしまいました。ジャンクで扱いで1万円はちょっと失敗したと思いました。商品が届いてチェックしてみましたが予想どおり、カセットが不良とキーボードケーブルが断絶寸前などなど。
先週SLV-R5の修理が終わって既存のハードの紹介に戻る予定でしたが、壊れているハードを置いておくのも嫌だったのでX1の復活にチャレンジします。
一度X1CZ-800Cシルバーを治しているので詳細はそちらのほうを見てください。まずボンネットを開けて、手前のG-RAMボードを外します。
当時主流だったザイログのZ80A。
予想通り。フライホイールに平ベルトがなく、溶けている状態。
CZ-800Cのカセット部は電源、マザー全て外さないと取り外しができない。まずは裏面から外していきます。
電源を外し、マザーボードを外します。
はずしたカセット部。
平ベルトを作ります。切り幅 10mm
取り付けるとこんな感じ。
テストでゲームをLOADしてみると一度ヘッドが上がったけれど挙動が怪しい。
正面からアクセスしてみると再生/早送り用のゴムリングが劣化して切れている状態。これでは再生しません。
ホームセンターに売っている水道のゴムパッキンを使用。内径10mmがベストですがちょうど12mmしかなかったですが大丈夫でした。
再度LOADすると無事起動。
次回はボロボロのキーボードケーブルの補修をします。
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