カプチーノ_Cappuccino(SUZUKI) 1997年(1991年~1997年)
FRで軽の枠でオープンモデルを実現しデザインもノスタルジックなマシン。
アルミ素材多用により軽量化と高い運動性能を持ち合わせた1台。
それまでは普段乗る車は初代レガシーRSを5年ほど乗りましたが子供が生まれるのをきっかけに維持費が安い軽自動車に乗り換えることになりこの車を選択しました。当時は家族で乗る車は家内のホンダビガーがあったのでカプチーノは私の通勤車として使っていました。ミッションもレガシーも同じでしたが5Fマニュアルでした。
特徴はロングノーズのショートデッキ。グリーンのボディ色も含めたデザインは日本車離れしていました。
FRで3気筒ターボのマニュアル車。エンジンはマイナーチェンジ後のオールアルミニウム化されたK6A型エンジン。
このエンジンはショートストロークでカム直動式の12バルブヘッド。カムシャフトの駆動はタイミングチェ
ーンによる。さらにアルミブロックや中空カムシャフトを採用し、ロッカーアームがなくなったことなどにより、前エンジンのF6Aより1lkgも軽くなっていました。ターボチャージャーは水冷式で、これにインタークーラーが装着されていました。最大過給圧01.Ikg/cm2までアップ。最大トルクでI.8kgmも上回り、しかもピーク値回転数が500回転も低い3500回転というエンジンでした。
内装はシックな作りでしたがメーカー純正のウッド調パネルとMOMOステアリングとシフトノブを装着して大分雰囲気が変わりました。室内はなかりタイトで運転感覚とフィット感が操作感覚をダイレクトに味わえました。
オープンカーだったため車体の剛性は若干不安でしたが楽しいカーライフを過ごしていました。はやり一番の特徴はFRであることでした。ALCYONEやLEGACYとAWDが中心でしたがFRのナチュラルなな運転感覚は別次元のものでした。
2005年に長女が生まれ家族が5人になりさすがにオープンカーを維持することができなくなり(2人しかのれないので)手放してしまいました。この車は週末のドライブだけではなく時々通勤に使用していましたが、構造的にもファミリーカーではなく軽規格ではありますがスポーツカーに乗っている充実感が味わえた1台でした。
95年当時180万位で購入した車でしたが走行距離が16,000kmと少なかったこともあり98万で専門業者に売ることができました。私のカーライフの中でこの車は個性的で非常に愛着があった車でした。今思うと手放してしまったことを少し後悔していますが本当に楽しい車でした。
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