DVP-S9000ES (Sony) 2000年

映像機器

DVP-S9000ES (Sony) 2000年 200,000円
ESシリーズのプログレッシブ対応のDVDPlayer。(初号機)

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デザインは表示部と操作部にアクリルパネルを使った透明感のある個性的なデザイン。 963

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表示部は設定で自動的にフェードするなど演出も凝っている。

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パネル上部の青LEDもディスクを再生時に点灯。

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どちらかというとCD/SACDPlayerとしてのDVP-S9000ES。DVD映像は当時としてはいいスペックでしたが現状のフルHDのパネルでは役不足。むしろPlayStation3で再生したほうが見やすいのでもっぱら音楽再生用として使おうと思います。AUDIO DIRECTスイッチもありDVP-NS999ESよりも音楽再生を意識した作り。

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特にSACD再生では高音のぬけが良く、あまり派手ではない音質です。

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CDに関してはそれほど特徴がなく、高音重視で低音域は弱い感じがします。むしろMDP-999やCDP553ESD+DAS-702ESのほうが低音域はしっかりと再生される気がします。

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個人的は前モデルのDVP-S7000でもDVD機としてはいい音していましたが、CDPlayerとして定義するにはちょっと厳しい機体でしたが本機はさらにスケールアップし、専用機にも肉薄するような音質を再現できる機種だと思います。

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本体スペックは
対応フォーマット DVDビデオ/スーパーオーディオCD/CD/ビデオCD
信号形式 EIAJ標準、NTSCカラー方式
水平解像度 500本以上
音声周波数特性 DVD(PCM96kHz)再生時:2Hz~44kHz(-2dB±1dB at44kHz)
SACD再生時: 2Hz~50kHz(-3dB±1dB at50kHz)
再生周波数範囲2Hz~100kHz
CD再生時:2Hz~20kHz(±0.5dB)
音声S/N比 DVD 115dB以上(EIAJ)
全高調波ひずみ率 DVD再生時 0.0015%以下
SACD再生時 0.0015%以下
CD再生時 0.002%以下
音声ダイナミックレンジ DVD/SACD:103dB以上、CD:99dB以上(EIAJ)
ワウ・フラッター 測定限界(±0.001% W.PEAK)以下(EIAJ)
出力端子(映像系)
コンポーネント映像 ピン(金メッキワイドピッチ端子)/D2端子、各1系統
S映像 2系統(金メッキ端子)
コンポジット映像 2系統(金メッキ端子)
出力端子(音声系) 1系統
光デジタル同軸デジタル 1系統(金メッキ端子)
アナログ(L/R) 2系統(金メッキ端子)
電源 100V AC、50/60Hz
消費電力 38W(待機消費電力 1W以下)
外形寸法 430×126×398(mm)
質量 約12.6kg

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背部は音声出力は2系統あるのは便利。光出力も同軸があるのでDACとも接続可。

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リモコンはそれほど使い勝手がいいわけではありません。

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映像はプログレッシブ変換回路搭載、MPEGイメージプロセッサーなど当時のスペックとしてはいいほうだと思います。PROFEELで再生する分には今でもいい映像を出力してくれます。

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機会があればDVP-999ESとも比較してみます。KX-34HV2上での映像再生はいまだにかなりのクオリティーがあります。

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DVDを従来の4:3画像ソースで見るのには最高のデバイスの組み合わせでもあります。

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