VAIO PCG-U101 (Sony) 2003年 open価格159,800円
CrusoeからCentrinoアーキテクチャへ
本機はが、Pentium Mと同一アーキテクチャの超低電圧版Celeron 600AMHzを搭載したVAIOのUシリーズ。
従来のU1/U3はコンセプトはよかったがCrusoeが足を引っ張っていた。
VAIOU101になってWindowsXPがサクサクと動きます。(U1/U3はOSのレスポンスが非常に悪かった。)
CPUも高速になり、チップセットも変更されたので本体サイズはU1/U3とほとんど変わらないのが凄い。
当然グラフィックも強化されAGP対応のATI MOBILITY READON(16MB)のおかげでアプリケーションやゲームも快適に動かせるのが従来のUシリーズと違う点です。
右側にはLANコネクタとAC、左にはPCカードスロットに、CRT出力、DC付IEEE1394とUSBがある。
背面はUSBのみ。
正面にオーディオ端子とカードスロットを装備。
U1/U3では無線LANモジュールも未搭載でしたが本機はちゃんと内蔵しています。
キーボードはそれ程変わらず、キーピッチの確保のせいか配列は変則的。
本体スペックは
CPU:超低電圧版 モバイル インテル Celeron プロセッサー600A MHz
キャッシュメモリー 1次キャッシュ64KB/2次キャッシュ512KB(CPU内蔵)
システムバス 400MHz
チップセット インテル 855PM チップセット
メインメモリー 標準/最大 256MB/最大512MB(DDR SDRAM)メモリーバス 266MHz
拡張メモリースロット(空き) マイクロDIMMスロット(DDR266)×1(0)
表示機能 グラフィック アクセラレーター ATI Technologies社製 MOBILITY RADEON
ビデオメモリー 16MB
液晶表示装置 7.1型 XGA(1024×768ドット)対応 CGシリコンTFTカラー液晶
表示モード 最大約1677万色 (1024×768、800×600)
外部ディスプレイ出力 最大約1677万色(1280×1024、1024×768、800×600)
最大65,536 色*5(1600 ×1200)
記憶媒体 ハードディスクドライブ 約30GB(Ultra ATA/100対応)(C:約15GB/D:約15GB)*6*7
外部接続端子 USB2.0×2(High-speed/Full-speed/Low-speed対応)
i.LINK(IEEE1394)端子S400(4ピン)×1
ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)×1
ステレオヘッドホン出力(ステレオミニジャック)×1
マイク入力(モノラルミニジャック)×1
ワイヤレス通信 2.4GHzワイヤレスLAN搭載 IEEE802.11/11b準拠
メモリースティック スロット マジックゲート対応メモリースティックスロット
PCカードスロット TypeII×1、CardBus対応
オーディオ機能 AC97準拠、MEGA BASS(高低音増幅)機能、
内蔵モノラルスピーカー
キーボード/ポインティングデバイス 約13mmピッチ/キーストローク約1.5mm/84キー、
スティック式マルチポインティング・デバイス
消費電力 22W(バッテリー充電含まず)
温湿度条件 動作時5~35℃(温度勾配10℃/時以下)20~80%
(ただし結露しないこと、および35℃における湿度は65%以下)
保存時 -20℃~+60℃(温度勾配10℃/時以下)10~90%
本体外部寸法 約 幅178.8mm×高さ34.1mm(最薄部)×奥行139.5mm
質量 約880g(バッテリーパック(S)搭載時)
液晶も新たに開発された7.1型CGシリコン液晶。特徴は微反射で野外での映り込みや表示品質がよくなっています。
液晶と本体は完全にフラットになる構造です。
ポインタは大分進化し使い勝手もよくなりました。左側にはマウスボタンとスクロール。右はスティックタイプのポインティングデバイスとカーソルキー、ズームボタンなど
U1/U3からモバイルグリップスタイルという、本体を両手で持つスタイルが特徴ですが、本機もさらに使い勝手が進化しキーボードを使わなくてもWebのブラウジング等は両手の操作だけで出来てしまうのは使いやすい。
U1/U3からいろいろな点で改良が加えられ非常に使いやすくなっていてある意味Uシリーズの完成形だと思います。難点を言うともう少し薄く、そして1.8inchHDDのレスポンスがよければ最高のモバイルマシンだったと思います。
コメント