X1C CZ-801 のBASIC CZ-8CB01 Ver1.0

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Sharp(MZ,X1,X68000)

X1C CZ-801 のBASIC CZ-8CB01 Ver1.0
X1のBASICを入手することができました。

DSC09480.JPG


私が所有しているX1(CZ-801)も当時はBASICがありましたが引っ越し等で所在が不明でたまたかヤフオクを眺めていたら出品されていましたので落札しました。

DSC09482.JPG

到着したのでさっそく納戸からX1を出してみました。
本体の電源を入れると本体のROMが立ち上がります。CMTを押すとIPLが起動してテープがロードします。

DSC09493.JPGDSC09489.JPG

X1自体は現在もちゃんと稼働するのでとりあえずBASICをロードしてみました。

DSC09496.JPG

待つこと数分で起動しました。

DSC09498.JPG

起動画面です。

DSC09504.JPG

いつものベンチマークを行ってみました。

DSC09507.JPG

5 ti$=”00:00:00″
10 a=0
20 for i=1 to 10000
30 a=a+1
40 next i
50 prrint a
60 print ti$
です。結果は30秒でした。
X1(CZ-801) 30秒Z80A(4MHz)
PC-980EX4 6秒 80286(10MHz)
PC-980EX4 4秒 80286(12MHz)
PC-9801RA 2秒 Cyrix Cx486DLC(25MHz)
PC-286BOOK 4秒 80286(12MHz)
FM-7 14秒 MBL68A09(8MHz)
FM-8 23秒 MBL68A09(4.9152MHz)
MZ-2500(2000mode) 26秒 Z80A(6MHz)
MZ-2000 26秒 Z80A(4MHz)
PC-8201 47秒 80C85(2.4MHz)
MZ-80K 49秒 Z80A(2MHz)
MZ-80C 50秒 Z80A(2MHz)
HC-20 1分35秒 日立製 6301 614kHz
PC-2001 4分13秒 μPD7909

DSC09509.JPG

です。Z80A(4MHz)で30秒はMZ-80シリーズよりも若干速い感じです。

DSC09503.JPG

これはクロック差(2Mz→4MHz)が一番の理由だと思いますがサブCPU(80C49)を搭載している影響かもしれません。

DSC09486.JPG

またMZ-80シリーズ(SP-シリーズ)はシャープオリジナルですが、X1シリーズのBASICはハドソンとの共同開発によるHu-BASICであり、BASICの精度(機能)が向上したものが搭載されていました。

DSC09500.JPG

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