VAIO VGN-P91S (Sony) 2009年
日常のメールやWebを見ながら、ちょっとした記録に使うにはちょうどいいサイズで仕事の道具として使えるマシン。
本体が小さい割にキータッチはしっかりとしていて、見た目より軽すぎずクリック感があり意外とタイピングができるため結構使っています。(キーストロークは浅いですが)
欠点はしいて言えばワイド液晶(1600×768)の8inchで高解像度だけれども文字が小さいこと。
まあ、キーボードの手前に解像度切替を一発で行えるボタンがありますが、あまり使っていません。
標準搭載のVistaではシステム全体がモッサリ感がありアプリケーション(Office等)はまともに使えない。
Sonyもそれをわかったのかどうか不明ですが、WindowsXPのドライバーを提供するようになり一時期はXPを動かしていました。
Windows7でも評価してみたところ、以外とまともに動くので現在はWindows7を使用中。余計なアプリケーションを入れずOfficeとエディターのみで運用。
Windows7は本体を導入後、Sonyから発売されたWindows7サプリメントディスク使うとある程度のドライバーはインストールされます。
本機はAtomの中でも高速だったAtom Z550(2GHz)を搭載しています。もともとはVGN-P90NSの予備機。HDDモデルですが、P90NSはAtom Z540(1.86GHz),SSD128GBだったのでパフォーマンス的にはそれほど違いがわかりません。
本体スペックは
CPU Intel Atom Z550 2GHz
チップセット インテル システム・コントローラー・ハブ US15W(533MHz)
OS Windows Vista Home Premium SP1
セカンドキャッシュ 512K
メモリ 2G DDR2 SDRAM 533MHz
HDD 250G Ultra ATA 4,200rpm
メモリスロット メモリスティックスロット×1、SDカード(SDHCカード)/MMC×1
CGコントローラ Intel Graphics Media Accelerator 500
出力仕様 UXGA
液晶 8 インチ UWXGA、1600×768(1,619万色)
最大解像度 1600×1200(1,677万色)
サウンドコントローラ [機能] Intel High Definition Audio準拠
通信機能 IEEE802.11b/g/n無線LAN
USBポート USB2.0×2
外形寸法 [幅] 245 mm [奥行き] 120 mm [高さ] 19.8 mm
インターフェースは左右にUSBポートが1つずつあり、手前にメモリースティックDuoスロットとSDメモリーカードスロットを備える。
この時期(2009年前後)までVAIOは特徴のあるマシンを出して、次にはどんなタイプのVAIOが出るのか楽しみにしていました。現在のVAIOはそのような面白みのあるマシンが少なくなっているのが残念です。
本機の最大の特徴は、コンパクトな本体(600g前後)でまともなタイピングができ、毎日バックの中に入れて持ち歩いても苦にならないマシンです。
また、VAIOというブランドのせいかもしれませんが、価格以上の質感とデザインセンスの良さに惹かれてしまいます。
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