MZ80K(Sharp) 1978年 標準価格198,000円

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セミキットだったMZ-80シリーズの初号機。

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MZ-80シリーズは1978年にワンボードのMZ-40K(4Bit)のトレーニングキットとして発売されたキーボードを搭載した初めてのMZ。

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本機は技術者だった父親が当時作ったもので本体はCRT、カセットレコーダーの一体型で、スチール製のボディは若干サビが発生していますが現在でも健在です。

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CRTは10インチ白黒で40文字×25文字のキャラクターのみでグラフィック機能はなかったので文字キャラクターを疑似グラフィックとしてゲームなどで使っていました。

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MZシリーズはクリーンコンピューターと呼ばれ、この機種以降OS(BASIC)はカセッテからロードしていました。

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このMZ80Kはキー配列が特殊で、縦横に規則的に配列されています。この配列はMZ-80K,K2,K2Eまで使われていました。しかしMZ80Cはこのような配列ではなく、普通の配列(ASCII 配置)です。

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内部をあけるとワンボードで全て構成されています。

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本体スペックは
CPU Z-80(2MHz)
メモリー ROM4Kバイト、RAM24Kバイト(44KBまで増設可)
ディスプレイ 10型ブラウン管(モノクロ) 1000文字(横40×縦25)
レコーダー 標準オーディオカセットテープ使用
データ転送方式・SHARP PWM方式
キー構成 78キー
編集機能 カーソルコントロール 上、下、左、右、ホーム、挿入、削除
演算有効桁数 8桁
時計機能 内蔵
音楽機能 内蔵
音声出力 500mW 最大
温度 使用温度0℃~35℃、保存温度-15℃~60℃
電源 AC100V±10% 50/60Hz
消費電力 50W
外形寸法 幅410×奥行470×高さ270(mm)
重量 約15kg

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手前の3列がRAM(44KB)です。

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その奥がROM4KB

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当時主流であったザイログ社のZ80(2MHz)

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カセットデッキも健在、キャプスタンベルトもまだまだ大丈夫でした。

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電源の状態もコンデンサの液漏れもなく丈夫。

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CRTは時々水平同期が乱れます。

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背面のインターフェイス部分

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このMZ-80Kはそれ以前に発売されたMZ-40Kから派生するキットモデルでこのMZ-80Kの成功によりMZ-80シリーズが本格的に普及し日本におけるマイコン(パソコン)の起源となったマシンでもあります。
(たしかにこれ以前にTK-80(85):NECやMZ-40K:Sharpはありましたが。)

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