PC-9801RAの修理_その2
電源修理は完了。
電源は復活したようなのでとりあえず本体に戻し、組み立て直しました。
20年以上経過しており、パネルなどを外すとホコリだらけだったのでエアダスターで取り除き、パネルやカバーを中性石けんとアルコールで洗浄。
かなり汚れていましたがきれいになりました。
ディスプレイとキーボードを接続し、スイッチを入れたところ。
PC-98特有の音とメモリが表示され、動くかと思ったら、起動せず。
どうも、内蔵のハードディスク(PC-9801RA-35U)のランプが点灯したまま。
故障かどうか不明なため、とりあえず外して起動させてみた。
N-88BASICのHow Many files(0-15)? の懐かしい表示がでたのでいけるかと思いきや。
Enterキーを押すと、カーソルが表示されないのと文字色がなぜか緑?
ディップスイッチをいろいろいじってみてSW2のNo5(メモリスイッチ初期化の指定)をOffにすると
ちゃんとN88-BASICが立ち上がりました。
CPUがCyrix Cx486DLCなのでいつもベンチはどうかと思いましたがとりあえず行ってみました。
5 TIME$=”000000″
10 A=0
20 For I=1 to 10000
30 A=A+1
40 NEXT I
50 PRINT A
60 PRINT TI$
結果は画面のとおり、0.2秒でこの結果では、ベンチマークの意味もなくなってしまいます。
PC-9801RA 0.2秒 Cyrix Cx486DLC(25MHz)
PC-286BOOK 4秒 80286(12MHz)
FM-7 14秒 MBL68A09(8MHz)
FM-8 23秒 MBL68A09(4.9152MHz)
MZ-2500(2000mode) 26秒 Z80A(6MHz)
MZ-2000 26秒 Z80A(4MHz)
PC-8201 47秒 80C85(2.4MHz)
MZ-80C 50秒 Z80A(4MHz)
HC-20 1分35秒 日立製 6301 614kHz
PC-2001 4分13秒 μPD7909
次は内蔵のハードディスク(PC-9801RA-35U)の検証に入りたいと思っています。
コメント