VAIO VGN-UX90S ゼロスピンドルモデル (Sony) 2006年 open価格 318,000円
typeUシリーズで世界最小・最軽量(当時)で小型のボディは文庫本より小さく、片手で握れるサイズのPC。
本機は「VAIO・OWNER・MADE」モデルであり、CPUにCoreSoloを採用、市販のHDDモデルより軽量(27g)の492gで、フラッシュメモリ16GB搭載。一応ワンセグ、Bluetoothも搭載。
TypeU50(VGN-U50)を使っていたが、やはりキーボードが欲しいという欲求(?)に負けて、このタイプになりました
本体正面はMOTION EYEと呼ばれる小型のカメラとセキュリティー用の指紋認証が上部にあります。
左側は無線LANスイッチとVAIOランチャーボタン、あとマウス代わりのボタン。それとUSBコネクタとCFスロット。
右側はズームボタン(1.0倍、1.5倍、2.0倍、2.5倍、3.0倍へと切り替わります。)とマウスのカーソルボタン。
上部はキャプチャーボタンとメモステスロット。フォーカス切替スイッチとスタイラスが格納されています。
付属のポートリプリケーター。各種端子(LAN、USB×2、RGB、iLINK)とフェリカも付いています。
SSDは初めてだったがHDDと比べてレスポンスの良さにはびっくりしました。
特にこのサイズのPCは軽量化やHDDの発熱などの問題があり、SSDにしたメリットは高いと思います。
OSに起動はWindowsXPであることで非常に速くなっているような気がしました。この後に紹介するVGN-UX71と比較すると雲泥の差です。
また内蔵のアプリケーションも起動速度は速くなっています。
本体スペックは
OS Windows XP professional(SP2)
CPU Core Solo U1400(1.2GHz)
メモリ 512B(オンボード)
SSD 16GB
液晶サイズ 4.5inchワイドTFT
画面解像度 1024×600
ワンセグ 機能 チューナー 本体内蔵
字幕表示 対応
データ放送 対応
録画時間 30時間
アンテナ 本体に付属/回転式
ソフト VAIOモバイルTV
Bluetooth機能内臓
FeliCaポート、指紋センサー
Webカメラ《MOTION EYE》
サイズ 150.2W×95.0D×32.2~38.2Hmm
重さ 492g
また、バッテリーもHDD版と比べ持ちがいいようです。
特にHDDが無いのは大きなメリットだと思います。衝撃により故障のリスクもなく、軽い。
スライド式キーボードは液晶部分をスライドさせるとキーボードが自動発光するなどなかなか凝った作りになっています。
こいつでタイピングはまずできない。があるとないとでは大分ちがうためあくまでも緊急用。
特にEnterKEYは小さすぎてよく間違えます。
オーナーメードモデルだけのキャリングスタンド。意外と重宝します。
Bluetoothが標準なので別売GPSユニット(VGP-BGU1)とリンクしナビゲーションを可能でした。当時はよく使っていました。
あと、もう少し液晶サイズが大きくて、本体の厚さが薄ければコンセプトは斬新でいまでも十分通用すると思います。
この製品のコンセプトにワードウェアの進化が追いつかない時期の商品化はちょっと残念なような気がします。
コメント