PC Engine CoreGrafix 1989年

ゲーム機

PC Engine CoreGrafix 1989年 標準価格24,800円 初号機PC Engine (NEC) は1987年に発売。
ファミコン(FC)が当時のゲーム機の主流であったが、そこに一石を投じたのがNECがゲームソフトメーカーのハドソンと共同開発したマシンです。色も512色(FC は56色)、グラフィック(256×224,320×224,336×224,512×224)、スプライト表示などハードウェアスペックはかなり高く、また、ROMカセットが主流(任天堂だけだが)の中、Huカードと呼ばれるカード(やっぱROM)でゲームを供給していました。

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本機はPC Engine (NEC) 1987年 標準価格24,800円ではなく、2年後に映像と音声の出力をRF(アンテナ端子)からAV端子に変更されたタイプです。これによりより精度の高い映像と音が提供された。またコントローラーは連射機能が標準装備されていました。

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当時、ファミコンの画像に見慣れていたが、この機種のグラフィックはゲームセンターと同等のようだった印象があります。また、ハドソンと共同開発していたせいかもしれませんが、ゲームの質が高く今でも十分遊べるゲームがたくさんあります。
写真は現存するHuカードのライブラリーです

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本体スペックは
CPU:HuC6280(音源内蔵)
6502カスタム「HuC6280」 クロック:1.79メガヘルツ|MHz/7.16MHz (ソフトウェアで選択可能)
音源部:波形メモリ6音~波形メモリ4音+ノイズ2音(1周期32アドレス波形メモリ方式、LFO内蔵)
なお、本体のみでもCPUパワーを活かしてソフトウェア処理でサンプリングを実現していたゲームも多かった(ガンヘッド、スーパースターソルジャーなど)。その場合は波形メモリ4音+ノイズ1音+サンプリング1音、など、波形メモリ部の発音数が減る。

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VDC (Video Display Controller):HuC6270
VCEからのドットクロック信号に同調してスプライトと背景(Backbound)を重ね合わせて合成し、9ビットビデオデータとして出力する。
VCE (Video Color Encoder) :HuC6260
VDCのビデオデータ出力ポートから出力されたデータを元に、VCE内のカラーパレットとつき合わせてD/Aコンバートし、アナログRGB信号及び映像色信号を出力する。メインRAM:8KB VRAM:64KB(32KB+32KB

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当時流行したスペースハリヤーを動かしてみました。

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この機種のグラフィックは当時としてはすばらしいものでした。

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Huカードも後になって大分集めました。なるべく紹介していきたいと思っています。

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