クリエ PEG-NZ90 (Sony) 2003年 open価格79,800円
ソニーのクリエシリーズのフラッグシップ。発売当初は在庫が少なく2月頃に発売されましたが手元に来たのは3月末頃だった記憶があります。当時のカタログを見た時にはそんなに大きさは感じませんでしたが、実際手に取ってみると大きいの一言です。
これをポケットには入れられない。というのを最初感じたことを覚えています。
本機の特徴は当時詰め込めるデバイスを全て詰め込んだPDAという感じで、2Mカメラ(AF付き)Bluetooth,Felica,メモリースティックなど装備していました。ですのでさすがに重い(298g)。通常シャツのポケットに入る重さは150~200g位までと思うのでとても無理でした。
但し、無線LANのみカードでオプションだったのが残念です。
ボディは、金属(黒に近いグレー)が使われていて質感が高く、液晶部のヒンジにカメラとLEDがあります。
カメラは200万画素で最大1600×1200で撮影できAF機能がある。但しソフトウェアのレスポンスがあまりよくない。起動に数秒待たされます。
また、後にカメラモジュール自体に不備があり、リコールとなりました。当時200万画素のPDAは存在しそのスペックは高かった。
本体も多機能のため、キーボードを含めスイッチが多い機種となっています。液晶先端にもスイッチあり4つのアプリケーションボタンを装備。
ヒンジ部分にはスイッチ、メモステアクセス、Bluetoothアクセス用のLEDがあり、本体上面にはキーボード、その上にアプリケーションボタン、上下ボタン、そしてFeliaがある。Feliaも当時は出たばっかりだったため使う用途が少なかった。
本機のスペックとして
CPU: Intel XScale PXA250 200MHz、Memory: 16MB、液晶パネル: 320×480 バックライト搭載TFTカラー液晶ディスプレイ、200万画素デジカメ機能、USB、Bluetooth、メモリースティックスロット、ヘッドホンジャック、AVリモコンポート、FeliCaリーダー
アプリケーションはPlamOSに準していているが、カメラやEdyそしてPicsel Viewerは独自のアプリケーションであり、Picsel Viewerはよく頻用した。
クレードルは折りたたみ式で持ち運びには便利そうだったが結局2つ(家と職場)買った。電源は大きかったが。
重量級のPDAで、高性能で当時考えられるあらゆるデバイスと投入したPDAで電話機能はないが、今のスマートフォンの先駆けのようなマシンでありました。
サイズの比較にXPERIA X10(SO-01B)と比較してみました。
クローズドではそんなに大きさは気になりませんが(厚さは違うが)、開くとそのサイズの大きさがわかります。
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