Sony Ericsson Aspen(Sony) 2010年

携帯電話(スマートフォン)

Sony Ericsson Aspen(SONY) 2010年
Windows Mobile 6.5.3搭載したビジネス向けスマートフォン  

nokiaE60やBlackberryを意識したフルキーボード(QWERTY)を搭載。前回紹介したE61と同様なスマート型タイプ

キー自体は小さいが入力はXPERIAX1,X2のようなスライド式よりタイピングし易かった。

QWERTY配列のフルキーボード。サイスは小さいが片手入力が可能でした。ただE61からそれほど進化は見当たらない。

正面左側。充電用のMicroUSB端子。

上部。電源とヘッドホン端子。スタイラスも収納されている。

右側。E61と違ってメディアプレーヤーが使えたためのボリュームキー。

Windows Mobile 6.5.3は、スタイラスを使わずに全てを指で操作できるようにタッチUIが強化されたことも使い勝手を良くしていた。またWindodowsMobile自体も6.5にバージョンがあがりOSとしてのレスポンスもだいぶ改善された。

ディスプレイは2.4型(240×320ピクセル)のTFT液晶。

背部は320万画素カメラ、A-GPSを搭載。7

microSDスロットを備え、4GBのmicroSDカードが付属する。  7

通信機能はUMTS HSPA、GSM GPRS/EDGEに対応。Wi-Fi、Bluetooth機能を備える。 7653
アプリケーションは、Office Mobile2010、Outlook Mobile、Windows LiveなどのMicrosoft製品のほか、Notes、Adobe PDF Reader、Google Maps、Google Mobile、YouTube、Twitter、Skypeなどを搭載していました。Windowsでおなじみのソリディアも動きます。

E61との決定的な違いは映像や音楽関係のアプリケーションが搭載されていた点。写真はメディアプレーヤー。

カメラ(320万画素)もそこそこ撮影できます。

本体スペック
ネットワーク:2G  GSM/GPRS/EDGE 850/900/1800/1900 3G  UMTS/HSPA 900/2100
使用可能地域 :アジア(日本・韓国を含む)/アフリカ/オセアニア/ヨーロッパ/北米/中南米
OS:Microsoft Windows Mobile 6.5.3 Professional
ブラウザ:WAP 2.0/HTML (IE), RSS feeds
LCD:TFT resistive タッチスクリーン, 65,536 色 320 x 240 pixels, 2.4 インチ
キーボード:QWERTY キーパッド
カメラ  320万画素
カードスロット:microSD
内部メモリー:100MB
データ  GPRS  Class 10 (4+1/3+2 slots), 32 – 48 kbps
EDGE  Class 10, 236.8 kbps
通信:3G  HSDPA, 7.2Mbps; HSUPA, 2Mbps WLAN  Wi-Fi 802.11b/g
Bluetooth USB
MP3/eAAC+/WAV/WMA プレイヤー
Pocket Office (Word, Excel, PowerPoint, OneNote, PDF viewer)
FMラジオ
GPS
通話時間:10 時間 (2G) / 8 時間 (3G)
待機時間:450 時間 (2G) / 600 時間 (3G)
サイズ  大きさ  117 x 60 x 12.5 mm
重さ  130 g

質感的にはE61のほうが上?だったと思います。

本機は最後のバージョンとなるWindowsbobile機でした。OSとしてはWindowsCEから10年以上のロングライフOSでしたが基本設計が古く、スマートフォンとしてのニーズに応えるには限界があったと思います。

ターゲットがビジネス向けにだったためXPERIA X1(X2)やX5と比較すると質感はそれほどでもありません。並べているのはXPERIA X2(WM6.5)

当時の流行の1つのスタイルでしたがE61ほどシステムは洗煉されていなくWindowsMobile6.5の重さだけが目立ったモデルでした。

スタイル的にはE61の延長上にありましたがシンプルなSymbianOSデバイスとはコンセプトが異なり、唯一写真、インターネット、音楽再生などソニーらしい機能をふんだんに取り入れたデバイスでした。

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