BDZ-S77 (Sony) 2003

映像機器

世界初のBDレコーダー(1世代:23GB)で当時は45万円と高額でまたBlu-ray規格が正式(BD-ROMの規格制定)ではなかったため、マニアしか買わなかったマシン。本機は通常のBD-ROMの再生も出来ません。

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当時はデジタルハイビジョンを録画できるのはD-VHS規格しかなく、光ディスクで録画可能な製品はなくハイビジョン映像を光ディスクで録画できる本機はある意味待望の製品でした。

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外観は初号機だけあってコストをかけ、天板を含めアルミ削り出しの筐体は非常に重厚な作りになっています。正面下部のパネルが垂直にスライドしてトレイが出てくる仕組み「フローティングコンセプト」になっていますが作り込みが精細でパネルの形だ台形のように見えるデザイン(本体部が浮いているような)となっています。

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目を引くのは、やはりアルミ製の天板。

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正面左側が静電容量感知式タッチセンサーの電源スイッチ。押すのではなく触れる感じで電源が入る。

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右側のUP/DOWN OPEN/CLOSEキーも同様の静電容量感知式タッチセンサーで触れるだけで反応します。

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開閉ボタンを触ると電動でパネルが下がりとドライブ部と操作系部が現れます。

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左側は録画・再生などのボタンとB-CASカードスロットを装備。基本形のボタンしかないので実際はリモコンで操作。それとDVカメラ用のの入出力端子として、i.LINK端子が1つある。

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右側はメニューの操作をするボタン類。

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正面がドライブ部。再生可能メディア:BD-RE(Ver.1.0)、DVDビデオ、DVD-RW(ビデオモード/VRモード)、DVD-R、CD、CD-RW/R(CD-DA)

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このカートリッジ入りBlu-rayディスクは現在のBD録画規格とは異なるBD-RE(Ver.1.0)という容量23.3GBのカードリッジ入りディスクにしか対応しておらず、互換性も乏しく本機とBDZ-V7/V9など対応機が限られている。

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背部。端子系は左側に集中している。

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地上波アナログRF、BSデジタル/アナログRF、アナログAV入力が2系統。アナログAV出力が3系統(1つはD4端子)、そしてデジタルオーディオ出力として、コアキシャルと光出力が1つずつ

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2つあるi.LINK端子は、別のブルーレイレコーダとリンク用。

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付属のリモコン。スライド部が2カ所あり、操作はほとんどリモコン側で制御する。

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2カ所のスライド部を開けるとかなり長くなる、TVのチャネルや音量を操作するボタンが側面に配置されている点が秀逸。

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本体仕様
再生可能メディア:Blu-ray Disc、DVDビデオ、DVD-RW(ビデオモード/VRモード)、DVD-R、CD、CD-RW/R(CD-DA)
記録方式 映像:MPEG-2 音声:ドルビーデジタル、MPEG-2 AAC
映像音声多重化方式:MPEG-2 TS(トランスポートストリーム)
映像方式:NTSC方式、BSデジタル放送方式
受信チャンネル:VHF:1~12ch UHF:13~62ch BSデジタルテレビ、BSラジオ、BS独立データの各チャンネル CATV:C13~C38ch※1
アンテナ入出力:地上波:VHF/UHF 75ΩF型コネクターBS-IF:75ΩF型コネクター
入出力端子:DV端子,i.LINK端子(4ピンS100 1系統4ピンS200 (Blu-ray Disc専用) 2系統 )
入力端子:S映像,コンポジット映像
出力端子:コンポーネント映像 ,S映像
コンポジット映像:
D4/D3/D1(ボタンにより切り換え)出力端子1系統※2
力端子(音声系):光デジタル 同軸デジタル アナログ(L/R)
電話回線端子:モデム通信速度 2400bps
電源:100V AC、50/60Hz
消費電力:65W(コンバーター用電源「切」時、9W(電源「切」・表示窓「切」時))
外形寸法:(W×H×D) 430×135×398(mm)最大突起含む
質量:約14kg

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以前紹介したBDZ-V7と並べてみました。どちらも機種も電動スライド式パネルなど初期のコストをかけた機種です。

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この頃のソニーのレコーダーはスペック的にはパナソニックが肉薄していましたがデザインや質感は他社より高かった。

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BDZ-V7/V9もBD-RE(Ver.1.0)容量23.3GBのカードリッジ入りディスクが再生可能だった。(録画不可)

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本機はBlu-ray規格が全て決まっていない状況下での発売でなかりの先行投資となる機種でしたが、前回紹介したとおり内部の作りや外装も含めコストを度外視した丁寧な作りとデザインを提供してくれた1台であります。今後こんなデザインのレコーダーはおそなく出てこないと思いますが、現在のソニーもこのくらい大胆なデザインのデバイスを作ってもらいたいものです。

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