KZ-42HS500 (Sony) 2001年

映像機器

ディスプレイが空中に浮遊しているようなエアリーデザインのプラズマディスプレイ。

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SONYのプラズマディスプレイの1号機で今ではなかなか見られないセパレート式。(プラズマ自体はNEC製)

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独自のリアルデジタルシステムで画像処理をコンポーネント処理から映像処理回路までを一貫してデジタルで行うことで明るく鮮鋭度の高いリアルな映像を再現できます。

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セパレート式は本体のデザインを損なわない(当時)。また17年前にディスプレイにしてはチューナーを本剤に内蔵していなせいもあり大分薄い。

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セパレート式のデジタルAVユニットもコストがかかっていて音声は2+1chスピーカーシステムや、デジタルアンプを含む総合出力80Wの出力がありました。

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AVアンプなどに搭載している当社独自の音場効果技術「デジタルシネマサウンド」やドルビーデジタルDTSデコーダーとあいまって、本格的なサラウンドが可能でした。(サイズはチューナーとしてはかなり大きい)

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チューナー部のフロントパネル部です。映像入力、PC入力端子、チャンネル切り替え(アナログ)、音声切り替えなどが配置されています。

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背部です。 入出力関係は光デジタル音声入力端子を装備したほか、D4端子2系統、PC入力端子など、豊富な入力端子を装備しています。特にコンポジェット系が4系統あり当時は重宝していました。 680 681

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多機能型リモコン。リモコン側で詳細な設定を行います。(本体ではできない)

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映像的には現行のディスプレにはとても及びません。特にディスプレイ解像度が853×480なのでBlue-rayや地上波デジタル放送ではキャパシティ不足となります。本体はアナログチューナーのみですのでPS3で映像を映してみます。

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地デジ放送もそれなりに鑑賞可能です。

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プラズマディスプレイでなるため経年劣化による輝度の低下は液晶ほどなくいまでも十分見られます。特に性能的に(853×480)DVDを鑑賞するにはちょうど良いスペックでPS3のアップコンバートを使ったDVD再生では意外と良く映ります。

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この時期のディスプレイは特に黒の表現性(階調)に乏しく、映画の暗いシーンなどはつぶれ気味なのが残念な点です。(明るいシーンは問題ありませんが)

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今更ながらブラウン管のプロフィールプロ(KX-34HV2)と比較してみました。プロフィールのアナログRGB(21ピン)にPS3を接続しています。

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写真では判りづらいですが映像はプロフィールの表現力は今でも素晴らしいと思います。

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パネルの性能ではイマイチですがやはり本機の特徴はなんといってもフローディイングスタンド(30kg以上ある)を装着したエアリーデザインが特徴で画像(ディスプレイ)が空間に浮かんだようなデザインはすばらしいと思います。

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本体スペックは
種 類:プラズマディスプレイ(カラーフィルター・ブラックストライプ方式)
サイズ: 42型(16:9)
解像度:(画素数) 853×480×R/G/B
入力 :対応信号 1125i(1080i)/750p(720p)/525p(480p)/525i(480i)
音声出力: 15W×2(サテライトスピーカー)、50W(アクティブサブウーファー)
内蔵チューナー VHF 1~12ch/UHF 13~62ch ×2
CATV対応 CATV C13~C35(ケーブルテレビ放送会社との受信契約が必要)
消費電力 380W(リモコン待機時:2.5W)
PC入力 ポイントスキャン 水平:31.0kHz~68.7kHz 垂直:59.8Hz~75.1Hz
入出力端子: アンテナ端子(VHF/UHF)、コンポーネント入力×4(うちD4端子×2)
ビデオ入力(S端子)×4(3)、AVマルチ(RGB)入力×1、PC入力(D-sub15)×1
PC音声入力(ステレオミニジャック)×1、光デジタル音声入力×2、コントロールS入力×1
光デジタル音声出力×1、コントロールS出力×1、AVマウス出力×2、ヘッドホン出力×1
最大外形寸法(幅×高さ×奥行:mm) ディスプレイユニット(1062×662×66:最大突起物含まず)、
デジタルAVユニット(430×78×398)、サテライトスピーカー(145×200×63)、アクティブサブウーファー(240×285×355)
質量(kg) ディスプレイユニット(26.7)、デジタルAVユニット(6.7)、サテライトスピーカー(0.68:1個)アクティブサブウーファー

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ソニーのデザインコンセプトは今見ても斬新的で、そのスタイルはなかなか他社を寄せつけないようなデザインが当時は出来ていました。デバイス的には20年近く前のものでさすがに現在の映像スペックにはキャパシティー不足ですがよく頑張ってくれました。ここで若干引退気味になります。

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子供2人が大学生になり子供部屋の半分が空きましたのでそこに移動しました。代わりにサブリビングにはBRAVIA KDL-55W900Aがやってきました。

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2Kモニターとしてはトリルミナス4倍速クリアブラックパネル240Hz駆動と2Kモニターとしては現在のコストダウンされたデバイスと比べても良いスペックです。

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