FM/AMデジタルシンセサイザーチューナーF-780(PIONEER) 1981年 49,800円

したがってFM受診はノイズはなく、感度の良い状態で聴くことができます。またWIDEモード時音の広がりもありよい音で聴くことができます。

音質的には良い音だと思います。 本機の特徴でもあるパルスカウントが関与しているのか?判りませんが質はいいと思います。シンセサイザ式チューナでパルスカウント検知は珍しいチューナでした。
従来のアナログ検波方式に比べて周波数安定性が高く、直線性がありデジタル回路との親和性も高いなどのメリットがありました。
久しぶりに80年代のデジタルチューナーを持ち出してきました。本格的なFM-チューナーは親から買ってもらったのが初めてでした。このチューナーも最近起動確認したところ不具合が見つかり修理中です。その後80年代のPIONEER製品を購入し、以前紹介したカセットデッキ(CT-970)とおなじデザインだったので後に購入したものです。


80’sはインターネットもなければスマートフォンもない時代で情報はラジオでFMまたはAMの電波を利用した情報配信が盛んに行われていた時代でした。


自宅のアンテナから電波を拾う訳ですが、当然電波を拾う装置により音質に違いがあり、各社とも専用のFM/AMチューナーを発売していました。今回は我が家に残っているFM/AMチューナーをご紹介します。


本機はPIONEERのALL DAY COMPO SYSTEMのデジタルチューナーです。元々は以前紹介したF-580を先に購入しまし、その後にこのF-780を購入しました。


本機の特徴はRF相互変調特性の向上など、妨害排除能力を高めたFM/AMデジタルシンセサイザーチューナーです。
このRF相互変調は、70dB~80dB以上の2つの強力な電波がは時にチューナーに入った場合、使用半導体の非直線性のために、その周波数の和や差などの信号が発生し受信希望局に対して妨害波となったり架空の局が出現したりするものてす。当時は開設局も多く、この妨書波が受信希望局のすぐ近くにある場合は、ビート妨出をおこし、聴きたい局の受信ができません。こうした状況を考え、F-780てはフロントエンド部には、ツインパリキャップと新開発ID MOS FETて構皮しニ、リニアブッシュプルフロントエンドを採用していました。


デザイン的には本体パネルデザインにシャンペンゴールドとグレーの大胆なツートンカラーの3分割構成の特徴的なフォルムです。

この3分割にデザインされた左側はパネルカバーとなっていて開くと、RECレペルチェック、音質と選択度を電波状況に合わせで使いわけることのできるAM/FM各WIDE and NARROW切換えスイッチ、STEREO/MONO切替、Tuning(DOWN/UP),スイッチを消したあともバックアップ電源回路の働きで、再びスイッチを入れたとさにも同じ放送局が瞬時に受信でさる、ラストワンメモリースイッチがあります。

正面パネルはFM/AM各6時プリセット表示にシグナルインジケーターと周波数表示です。


正面右側はFM/AM各6局,合わせて12局が常にスタンバイ状態てストックされ、その後はワンタッチで希望する局が呼び出せます。


背部です。FM アンテナ入力は F 端子なので、雑音電波が混入く、しかもケーブルTV経由なので電波障害の影響を受けず、安定した受信です。

したがってFM受診はノイズはなく、感度の良い状態で聴くことができます。またWIDEモード時音の広がりもありよい音で聴くことができます。

デザイン的には操作系のスイッチはフロントパネル内でマスキングされシンプルなデザインです。


本体スペックは
<FMチューナー部>
S/N比50dB感度: mono:3.2μV新IHF 16.2dBf stereo:19.5μV、新IHF 37.2dBf
実用感度(Narrow、75Ω):mono:0.95μV、新IHF 10.8dBf
SN比(80dBf入力時)mono:92dB stereo:86dB
実効選択度:Wide:40dB(400kHz) Narrow:60dB(300kHz)
ステレオセパレーション:Wide:60dB(1kHz)、50dB(50Hz~10kHz)
周波数特性 20Hz~15kHz ±0.5dB
<AMチューナー部>
実用感度 ループアンテナ:300μV/m
外部アンテナ:15μV
選択度 Wide:18dB Narrow:50dB
SN比 50dB
<総合>
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 9W
外形寸法 幅420×高さ60×奥行380mm
重量 4.5kg

音質的には良い音だと思います。 本機の特徴でもあるパルスカウントが関与しているのか?判りませんが質はいいと思います。シンセサイザ式チューナでパルスカウント検知は珍しいチューナでした。
従来のアナログ検波方式に比べて周波数安定性が高く、直線性がありデジタル回路との親和性も高いなどのメリットがありました。

デザイン的には当時のALL DAY COMPO SYSTEMシリーズは他のコンポと異なり洗練された独自の世界観を持っていました。



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