前回の作業でPSP goが元の状態に戻りました。PSP goは他のPSPとは異なり、特徴だったUMDドライブを廃止し、16GBの内蔵メモリにゲームなどを保存する仕様であり、現在はゲーム配信も終了しているため、現実的にはPSP goにはCFW(カスタムファームウェア)による起動しか方法がありません。


今回はARK-4をインストールしてみました。ARK-4の特徴はPSP-1000、PSP-2000、PSP-3000、PSP goのいずれも導入な可能なCFWです。導入には事前にOFW6.61にする必要があります。


まずは供給元から本体をダウンロードします。

ファイル(ZIP)をPC上で解凍します。 

PSP go本体とPCを接続してPSP goのルート上に解凍されたフォルダARK_01234をコピーします。
/PSP/SAVEDATA/に ARK_01234


次に続いて、/PSP/GAME/にフォルダARK_Loader をコピーします。

これで準備が完了します。USB接続を切断してXMB→GAME→メモリースティックからARK Loaderを起動させます。


loaderが起動し、XNBに戻ります。

本体情報を確認してシステムソフトウェアが6.61 ARK-4 Liveに変わっていれば成功です。

このままでは次に電源を入れたときには戻ってしまうので再起動してもCFWの状態を維持できるようにフラッシュメモリを書き換えます。 USB接続を再開して/PSP/GAME/にフォルダARK_cIPLをコピーします。

本体情報を確認してシステムソフトウェアが6.61 ARK-4 Liveに変わっていれば成功です。

このままでは次に電源を入れたときには戻ってしまうので再起動してもCFWの状態を維持できるようにフラッシュメモリを書き換えます。 USB接続を再開して/PSP/GAME/にフォルダARK_cIPLをコピーします。

USB接続を遮断してXMB→GAME→メモリースティックからARK ciPL Flasherを起動させます。


画面が進み、この画面になったら、Xを押すとインストールされます。

終了したらPSP goを再起動して、本体情報が写真のようになっていれば完成(再起動しても状態が保たれます。)です。

終了したらPSP goを再起動して、本体情報が写真のようになっていれば完成(再起動しても状態が保たれます。)です。
次にPSP goのルート上にISOフォルダを作成してUMDから吸い出したゲームISOファイルをコピーします。 /PSP/ISO/ ファイル名は英数字でないと起動しません。

本体メモリが16GBしかないので多くのゲームを入れることができませんが、通常PLAYする分には十分です。 3508 PSP goの最大の特徴はスライド式コントローラー。このスタイルはゲーム機デバイスを越え、XPERIAにも移植されました。 3513

PSP goから進化したXPERIA Play。この2つのデバイスは本体が上部にスライドしてコントローラーが現れる独特なデザイン構造を持っていました。 3525


PSP goは、PSPシリーズの最終形で、特徴だったUMDドライブを廃止し、16GBの内臓メモリにゲームや音楽、動画をダウンロード保存するネットワーク型モデルでした。従来のPSPとはスライド式液晶とBluetooth機能を搭載した、コンパクトで先進的なデザインが特徴でした。しかしながらUMDソフトとの互換性がなく、ダウンロード専用だったのが課題で普及には至りませんでした。今考えるとその時代を先取りしたはーウェア設計でした。


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