PowerBookG4 15インチAluminum (Apple) 2003年

Mac

素材をチタニウムからアルミニウムを採用した15inchPowerBookG4

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当時はiBookがローエンド帯で人気もありPowerBook更にハイエンド指向に進んだ1台。

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以前紹介した12inchアルミニウムが先行して発売され、本機の登場により外装の材質とデザインを変更した新世代G4に移行が完了しました。

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したがって15インチモデルでは、キーボード両脇に細かい穴を開け、スピーカーのグリルとして機能させており、このデザインもアルミニウムを上手く使いデザイン性が高い。

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今月はMacに関わる機会が多いです。久しぶりに電源をいれてみましがご覧の通りAppleマークなら先に進みません。

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おそらくハードディスクの故障でしょう。発売されてから20年近く経過しているので無理もないかもしれません。この頃はIDE型の2.5インチHDDで予備があるので交換をしてみました。

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底部のネジを4本を外していきます。

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バッテリーも外します。

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次にヒンジ部の2本うち上部(キーボード側)を左右1本づつ外します。

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LCDを開いて本体部のヒンジ部に近いネジ2本も外していきます。このネジだけ六角ドライーバー使います。

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バッテリー部底部にあるネジ2本も外します。

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両サイドにあるネジを3本(計6本)を外します。

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背部中央部のメモリスロットも外し、その中にあるネジ2本外すとキーボードが外れます。

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キーボード部と本体の間にゆっくりと金属ヘラを使って持ち上げていきます。

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キーボードを持ち上げた状態。正面中央部にHDD、その隣にスリム型コンボドライブが見えます。

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HDD右側の金属フレームのネジ2本を外すとHDDが取り外せます。

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装着されていたHDDは80GBを60GB(富士通製)に入れ替えます。

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HDDエリアの背部に無線LANモジュールが装着されていました。

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内部はなかり基板、各デバイス、モジュール等がギッシリと詰まっている感じです。

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HDDを装着し直してOSXを再インストールしてみます。元々leopard(OSX10.5)まで上げてありましたがG4はTiger(OSX10.4)あたりが一番レスポンスも良いのでインストール。

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HDDを初期化し直しマウント後20分位かかりました。

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このシリーズは12inch、17inchもキーボードのサイズはすべて共通で、19mmの標準的なピッチを持っていました。

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この時期からキーボードも自発光式になりましたが今のように文字盤がしっかりと映り込むようなタイプではありません。

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パット部。現行機の半分程度ですが私的にはこのサイズのほうが使いやすい。

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左側面。電源/イーサネット/USB/音声入出力の各ポートとPCカードスロットを備える

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LCD部は1280×854ドットで比率は3対2。

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右側。IEEE 1394a(FireWire 400)×1、USB 2.0×2、Mini DVI×1、S端子出力など

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ドライブは正面右にスロットイン式のコンボドライブが実装されています。

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本体スペックは
CPU:PowerPC G4-1.25GHz(2次キャッシュ512KB、3次キャッシュなし)
メモリ(最大):512MB(PC2700 DDR SDRAM/最大2GB)
GPU:ATI Mobility RADEON 9600(64MB)
LCD:15.2インチTFT液晶/解像度:1280×854ドット
HDD:80GB
ドライブ:記録型DVDドライブ(DVD-R:2倍速/CD-R:16倍速/CD-RW:4倍速/DVD:8倍速/CD:24倍速)
スロット:PCカードスロット(TypeII×1)
通信:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、無線LAN“AirMac Extreme”(IEEE802.11b/g)、56kbpsモデム(V.92)、Bluetooth
インターフェイス:IEEE1394a(FireWire 400)×1、IEEE1394b(FireWire 800)×2、USB 2.0×2、DVI-I×1、マイク、ヘッドフォン
サイズ:348(W)×243(D)×28(H)mm
重量:2.54kg
OS:Mac OS X v10.3“Panther”

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デザイン的にはキーボードからスピーカーグリル、ヒンジ部の機能的で立体的なデザインが気に入っています。

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OSX10.4インストール後、まだアップデートが出来ることも助かりますがこのデバイス(G4)でもまだブラウザ(safari)でインターネットが閲覧できるのもすごい。

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本機(15inch)は一番需要の高いモデルありながら意外にも12/17インチに遅れてリリースされました。このシリーズはLCDサイズが異なるだけで基本的に同じボディーデザイン、構造を持ったデバイスモデルでした。

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