数年前にジャンク(起動不可)で購入し放置放置状態だったPowerBookG3
電源を入れてみると起動ディスクのエラーの為、HDDの故障が大。
PowerBookG3では2世代目の流線形デザインがパネルや筐体に見受けられます。
IDEの2.5インチのHDDを用意し交換へ。G3ノートはキーボードパネルを外すとHDDまでアクセスできます。
キーボードは両脇のフックを外すと簡単に外れます。
HDDは中央右側に配置されていました。
中央はメモリとG3チップ。メモリも126+64MBでMAXの192MBを装着してみました。
HDD自体はネジ1本で外れました。HDDを覆っているカバーはトルクスドライバーが必要です。
元々は東芝製の20GBが入っており富士通製の40GBに入れ替えます。
後はCキー+電源でDVD-ROMより起動してMacOS9をインストールし完了。
樹脂とラバー系の素材をブラック基調に上手く組み合わせ、アップルロゴもこの世代から。
本体スペックは
CPU:PowerPC G3233MHz
メモリ:32MB(標準) 192MB(最大) PC100
HDD:8G(標準)40GB(現行)
GPU:ATI Rage Mobility
ドライブ:6x DVD-ROM
オーディオ:ステレオ 16 bit ミニ
スピーカー:ステレオ
モデム:56 kbps
Ethernet:10/100Base-T
外寸:4.3 cm H x 32.3 cm W x 26.5 cm D
久しぶりにPowerBookG3をいじってみましたがこの何とも言えない曲線デザインと暗色の樹脂ボディは質感の良くいいものです。
液晶部とボディが複雑な曲面で構成されているデザイン。
キーボードからヒンジ部もデザイン性を感じます。
DVD-ROMドライブ。レバーでイジェクトが可能でした。(バッテリーも同様)
この曲面ボディを採用したPoweBookG3は当時のiMacに続いてジョナサン・アイブによる新しいデザイン路線へと移行していった最初のモデルでした。
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