正式名はAV仕様ファミリーコンピューター。初代発売から10年ぶりにリファインしたコンポジットビデオ出力による鮮明な映像が出力できるようになったファミコン。
外見は初代とはことなり薄い灰色が基調となり大分コンパクトになった筐体。
どちらかというとスーパーファミコン(NES)に近いデザイン。
正面に電源とリセットスイッチが配置されています。
カセット部は初代のようなイジェクト機構がなく直接手で引き抜くタイプ。蓋は抜き差しと同時に自動開閉する。
コントローラ部は脱着式に変更されています。
背部です。コンポジットビデオ出力に対応し、煩わしいRF接続が不要となり画質も安定しました。ケーブル、電源もスーパーファミコンと同様。
正面右側には拡張端子があります。
コントローラ部です。脱着式となり丸みがあるタイプでこれも初代よりスーパーファミコンと同等な仕様。
I / IIコントローラの区別がなくなり旧型機のIIコントローラに搭載されていたマイク機能は無くなっています。
本体スペックは変更がないため省略。LCDに接続してゲームを起動してみました。
普段レトロゲーム接続には4:3比率のアクオス液晶を使用。
この液晶は解像度が低いためそれなりにゲームを楽しめます。
しかしならがどうしても仕様のゆえか液晶はドットが荒くなります。
沙羅曼蛇を動かしてみましたが特にドットの荒さが気になります。
私の場合ゲームに没頭したい時には旧型のブラウン管を使用します。
オリンパス製で内視鏡に使われていたトリニトロンブラウン管(おそらくSONYのOEM)です。
各種アナログ的なパラメーターが設定可能なブラウン管です。
このようなレトロゲームや古いビデオテープの再生にはトリニトロンブラウン管が最適です。
久しぶりにブラウン管で古いゲームをプレイしましたが時間の経つのを忘れてかなりハマってしまいました。
但し現在はSwitchのファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineがあります。
Switch上ではかなり高度にエミュレーションされていて快適で綺麗な映像でプレイできてしまいます。
やはりRF出力では本来のゲームの良さをプレイするにはかなり無理があり本機の登場でファミリーコンピューター自体のハードウェア仕様を改めて見直されたような気がします。(ツインファミコンもありますが)
現在のゲームは高解像度と莫大なデータによるハイレベルがゲーム指向となっていますが単純でシンプルなゲームも頭をリフレッシュし一度思考をリセットしてくれる良いデバイスなのかもしません。
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