カメラ機能が進化したCyber-shot携帯
ソニー開発のCMSOセンサー「Exmor」を採用し511万画素カメラを搭載していた。
光学3倍ズームも持ち合わせていたので安いコンデジより高性能なデバイスだった。外観はスライド式レンズカバーを装備するなどデジカメそのままのスタイル。
カメラの性能は光学3倍ズームレンズを搭載。高輝度LEDフラッシュや5点オートフォーカス(AF)、手ブレ補正、高感度撮影機能などの基本機能の他に顔認証や連射機能、パノラマ撮影など高性能な機能も持っていました。
携帯自体はスライド式でスライドすると操作部のテンキーが現れる。
キーパッド部。
上部はソニーお得意のダイアルが中央に配置されており操作性は良い。
正面左側、500万画素のモジュール搭載しているため若干厚め。
microSDスロットと充電・通信端子、角形イヤフォン端子、プッシュトークキーとスライド式キーロックスイッチを配置
上部は赤外線部。
右側。シャッターキー、マナーキー、メモキー、そしてシャッターキー横に保存した写真を簡単に確認できるプレビューキー。
液晶部はフルワイドVGA表示対応の透過型TFT液晶を搭載。上部は有効約33万画素のインカメラ。
背部の有効画素数は510万画素のカメラ部。レンズ左下にLEDライトを、同左上にLEDストロボを搭載
OSを起動します。メニュー画面もシンプルで分かり易い。
カメラを起動させてみました。自在なピント合わせが可能な複数点AFを搭載。さらに被写体の顔を自動検出するなど高機能。
各種設定は、機能メニューのリストかダイヤルキーに割り振られたショートカットから操作する。
当時の最新携帯を分解してみました。(今だからできる)
ネジ4本を外してマイナスドライバーで外枠を慎重に外しています。
カメラモジュールが見えてきました。
本体と液晶部を分離します。
キーパッド側の基板。
右からカメラモジュールとカメラ側基板、キーパット側基板、本体とキーパッド、本体(カメラ側)
本体スペックは
サイズ(幅×高さ×厚さ):113×50×24ミリ
重さ:約150グラム
連続通話時間:約200分(テレビ電話:約130分) GSM:180分
連続待受時間:約520時間(静止時) GSM:約300時間
アウトカメラ:AF付き510万画素CMOS 6軸手ブレ補正機能/高輝度LEDフラッシュ/顔検出AF付き
インカメラ:33万画素CMOS
外部メモリ:microSD
メインディスプレイ:2.7インチフルワイドVGA(480×864ピクセル)、26万色TFT透過型液晶
連続音楽再生時間:WMA:約10時間
コンデジと同等の機能を持ち、おサイフケータイ機能、音楽再生などの機能を持ち、当時の流行だったワンセグをあえて搭載せずデジタルカメラとしての機能にこだわった1台でソニーらしい携帯でした。
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