CPUに低電圧版モバイルPentium III 600MHzを搭載したB5ファイルのノートPC.
本機の特徴の1つはチタン複合素材、底面部にはマグネシウム合金、パームレスト部分にはカーボンファイバーが採用されていてこれらの素材により軽量で高剛性が両立されていた。
また本体はブラックとメタリックのツートンカラーが特徴だった。
キーボードはIBM独特のデザインでストロークも深く打ちやすい。
IBMの特徴の1つのトラックポイント。センターボタンは今までの形から形状が変更されていた。拡張ボタンは左右ボタンの中央にレイアウトされている。
正面左側はライン入力、ヘッドホン、マイクロホン、IEEE1394、CFスロット、PCカードスロット
背部はUSB1ポート、アナログRGB、モデム、有線LANを装備。
右側はUSB1ポート、拡張スロット
液晶部は、1,024×768ドット12.1インチTFT液晶を搭載する。
キーボードの左上にはアプリケーションショートカットキーが3つ付いていて、アプリケーションを割り当てられてた。
本機にはブート可能なCD-RW(Panasonic製)が同梱された。
今回標準搭載のHDD(20G:日立製)がかなりの異音がするため、予備のHDD(40G:日立製 )と入れ替えました。HDDは裏部のネジ一本を外すと交換できました。
リカバリーディスクでWindowsMeを再インストールしました。
この時なぜか40GHDDがリカバリーディスクで認識せず、パーティションを20Gに区切り直して行いました。
主な仕様は
OS: Windows Millenium Edition
CPU:低電圧版モバイル Intel PentiumⅢ(R) 600MHzプロセッサ搭載 (SpeedStep テクノロジ対応)256KB二次キャッシュ(CPUに内蔵)
メモリ:128MBメモリ(最大384MB) 4MB VRAM
LCD:12.1インチTFTカラー液晶ディスプレイ(1,024×768ドット)
HDD:20GBハードディスク
内蔵モデム(V.90対応:56Kbps/14.4Kbps)
USB×2
IEEE1394×1
イーサネット(RJ45)×1
モデム(RJ11)×1
PCカード・スロット(TYPE II/I )×1
コンパクトフラッシュ・スロット(TYPE II) x 1
重量 1.6kg(本体)
バッテリー持続時間 4.5時間
Panasonic製 USB外付けポータブルCD-R/RWドライブ
本機は当時のIBMPCの中では1.6kgとかなり軽量でメモリも384MBと上限まで装備されていたので快適でした。質感も良くボディの剛性も高かったので仕事で使うにはいいマシンでした。 657
しかしこの時期VAIOはPCG-Z505シリーズがあり私的には質感ではVAIOに軍配が上がっていました。
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