VAIO PCG-GT1(Sony) 2000年
光学10倍ズームビデオカメラを搭載したVAIO_GT
C1(VJ)ベースに光学レンズを搭載した異色なハイブリッドVAIO。
HDD、メモリなしのジャンク品を再生したもの。外見はそれほど傷みがない。
カメラ部は本格的な動画撮影機能を搭載
外に持ち出せるC1と動画記録が可能な、パソコンとカメラのハイブリッド。
液晶部は180°回転し、ビデオカメラとノートパソコン双方の使い方ができる
LCDもXGA(1024×768ドット)の6.4型液晶ディスプレイは小型ノートパソコンとしても充分な表示領域を実現。
キーボード部。カメラ搭載のために犠牲となり決して打ちやすいとはいえない代物でキーピッチは14mmとミニマム。キーストロークは1.5mm
ポインティングデバイスはスティックタイプでこのサイズのPCでは使いやすい。
正面左、USB、ヘッドホン、PCカードスロット、電源などインターフェイス類が集中している為、若干厚め。
右部はカメラ本体。カメラ部は光学10倍/デジタル40倍ズーム・オート/マニュアルフォーカス・接写機能/電子式手ブレ補正・総画素数68万画素の1/4型CCD・ステレオマイクなど、本格的な動画の撮影に対応。
液晶部にCCDカメラのズームボタンとキャプチャボタン、定番のジョグダイヤルとバックボタンを装備。
CPUは不評だったTransmeta CrusoeTMを搭載。
HDDは背部のネジを外し、まずキーボードを取り外していきます。(写真が残っていませんでした。)
メモリは背部のカバーを外すだけ。
リカバリーしました。WindowsMeが標準。 1867 1881
OS:Microsoft(R) Windows Millennium Edition
CPU:Transmeta CrusoeTMプロセッサー TM5600 600MHz
HDD:約20GB(Ultra ATA)
メモリー:標準/最大 SDRAM 128MB(オンボード)/192MB
拡張メモリースロット:(空き) 専用メモリースロット1(1)
グラフィックアクセラレーター: ATI RAGETM Mobility-M1(3Dアクセラレーション対応)
ビデオメモリー: 8MB(ビデオチップに内蔵)
内蔵ビデオカメラ: 1/4型CCD 68万画素(有効画素34万画素) (f=3.3~33mm F1.7~2.2)
LCD: 6.4型、XGA(1024×768)対応TFTカラー液晶 表示モード 1024×768(最大約1677万色
外部接続端子 AV出力×1(付属AVケーブル専用 ビデオ:NTSC/PAL対応、
オーディオ:ステレオライン出力)、USB×1、
i.LINK(IEEE1394)端子S400(4ピン)×1
モデム用モジュラージャック×1、マイク/ライン入力(ステレオ/モノラル兼用ミニジャック)×1、
ステレオヘッドホン出力(MEGA BASS対応)×1
PCカードスロット TYPEII×1、 CardBus対応
オーディオ機能 ウィンドウズサウンドシステム互換、内蔵モノラルスピーカー、内蔵ステレオマイク
XG対応ハードウェアMIDI音源、MEGA BASS(低音ブースト)機能(ヘッドホン出力のみ)
内蔵FAX/モデム 56kbps (V.90/K56flexTM自動対応)/最大14.4kbps(FAX時)
デバイス
電源 ACアダプターまたはリチウムイオンバッテリー
消費電力 37W
本体外形寸法(mm) 幅241×高さ40(最薄部。最厚部44.8×奥行155.5)
質量(kg) 約1.1(バッテリーパック(S)装着時)
本機は小型ながら光学レンズ搭載で映像が撮影ができ、ライブ配信できるアプリケーションを搭載するなど新しいコンセプトのC1でした。
ハード的はCrusoe TM5600-600MHzを採用し、メインメモリは128MBをオンボード、GPUには Mobility-M1と当時のPCG-C1VJと同等だったためライブ映像をエンコードし配信するにはギリギリのスペックでした。
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