MZ-700 (Sharp) 1982年 89,800円 Prat2 ソフトウェア編
本機も従来機と同様にBASIC等はデーターレコーダーからLOADする方式で、電源を入れるとモニターのみが起動します。
標準でS-BASICとHu-BASICが標準装備され、Hu-BASIC(ハドソン製)のほうが機能拡張した命令が多く、多機能であった。
ゲームのMZ-700用をいくつか探してきました。
S-BASICをLOADしてみました。
いつものベンチも行ってました。
5 ti$=”000000″
10 a=0
20 for i=1 to 10000
30 a=a+1
40 next i
50 prrint a
60 print ti$
です。結果は30秒でした。
MZ-700 30秒Z80A(3.5MHz)
X1(CZ-801) 30秒Z80A(4MHz)
PC-980EX4 6秒 80286(10MHz)
PC-980EX4 4秒 80286(12MHz)
PC-9801RA 2秒 Cyrix Cx486DLC(25MHz)
PC-286BOOK 4秒 80286(12MHz)
FM-7 14秒 MBL68A09(8MHz)
FM-8 23秒 MBL68A09(4.9152MHz)
MZ-2500(2000mode) 26秒 Z80A(6MHz)
MZ-2000 26秒 Z80A(4MHz)
PC-8201 47秒 80C85(2.4MHz)
MZ-80K 49秒 Z80A(4MHz)
MZ-80C 50秒 Z80A(4MHz)
HC-20 1分35秒 日立製 6301 614kHz
PC-2001 4分13秒 μPD7909
クロックアップのため、従来のMZ-80シリーズより高速でした。
デモプログラム(アプリケーション)をLOADしてみました。
従来単色であった表示は、アトリビュートエリアが追加され、1文字ごとに文字色、背景色を8色から指定することが可能になりました。
また、キャラクタジェネレータが拡張され、アルファベットの小文字とひらがな他、いくつかの記号が追加・変更]された。
ツクモ製タイムパイロットをMONから起動しました。
もともとコナミがアーケード向けにリリースした全方向任意スクロールシューティングゲーム。五つの時代をワープして敵を殲滅するゲーム。本家と違ってキャラクターのみなので若干違和感がありますが、当時はこれで満足していました。
プレイヤーの操る自機は画面の中央に固定され、好きな方向へ飛ぶことができる。ショットボタンを一回押すごとに機銃が三発連射されるので、適当にポンポン押すだけで周囲に弾幕を張ることができる。
次に三次元・ゴルフをLOAD
このゲームはHu-BASICが必要なので起動後、再度LOAD
MZ-700のキャラクターグラフィックゲームではかなり精度が高いゲームです。
次に4人麻雀。
これも、Hu-BASICを起動後、LOAD
結構遊べます。
最後に、ハドソン製の緊急発進
S-BASICを起動後LOAD
もう、忘れてしまったのかイマイチでした。
久しぶりにMZ-700を動かしました。登場から30年近く経っていますが、当時のマイコンの作りは丈夫で現在でもしっかり稼働することは素晴らしいと思います。特に当時はシャープとNECがこの市場をほとんど占めていたこともあり、品質の高く、コストパフォーマンスがいいマシンだったと思います。しかしシャープはMZ-80の規格にこだわったためか、その後X68000が登場するまでは大分苦戦したような気がします。
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