ThinkPad220 1993年 (IBM) Part2 Windows3.1、ThinkPad230CS,PalmTop110
トラックボールの配置はキーボード上にあったため、DOSを使用する範囲では利用頻度が少なく、後にWindows3.1を使用する際には有効活用できました。
現在はWindows3.1がインストールされています。
Windows95もインストール可能ですが本機は6MBなのとCPUが386SLではちょっと厳しいです。
Windows3.1の環境ではそれなりにサクサク動きます。
ThinkPad230CSと並べてみました。厚みは230CSと比べるとかなり薄く感じられます。
230CSはCPUが486SXにスペックアップしLCDもカラー(STN)になりました。ポインティングデバイスもトラックボールからスティックタイプに変更されたのもこの時期からです。
PalmTop110と並べてみました。
220はPalmTop110のようなコンセプトモデルにも影響を与え、220の成功がこのようなマシンを世に生んだ気がします。
当時のこのサイズでWindows3.1(95)が動くのは画期的でした。(実用性は厳しいものがありましたが)
この2機種はモバイルPC創成期の代表的なマシンであり、このコンセプトがその後のモバイル機(レッツノートやVAIO505等)に影響を与え、本機が現在のモバイルPCの原点といってもおかしくないと思います。
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