X1C CZ-801 (Sharp) 1983年 とりあえず起動編 その1
初代X1(CZ-800C)の発売後1年後に発売された一体型のX1。初代がセパレート式でG-RAMもオプションで相当な価格だったが、本機はコストダウンした普及機タイプ。MZシリーズとは同様にOSを持たず、IPLからテープ(FD)起動させるタイプ。
このX1は長年(10数年)一度も手を加えていないため心配でしたが、電源を入れると通電してメニューが起ち上がりました。
しかし、C:CMTを押して、カセットのモーターの音がしますがテープが回りません。
モーター音はするのでおそらくデッキのベルトの劣化が想定されます。
このX1Cの分解はコツが必要です。
背部のネジ2本と底部のネジ2本を外した後、左右の黒いプラスチック部分の引っかけを上に上げながら外していきます。
前方のキーボード側も5カ所でプラスチックの引っかけを押して開けます。
内部はこんな感じです。
右上がカセットデッキ部、中央右のカードがG-RAMで左がデッキコントローラーかな。
カセットデッキをバラしてみます。
モータからの駆動ベルトが劣化により切れています。意外と太いので輪ゴムでは駄目っぽいです。
完全に切れています。
デッキからのコネクターはこっちのパネルに繋がれています。
他のベルトは大丈夫でした。
ということでデッキ用のベルトをネットで注文。
私が利用するのは千石電商オンラインショップ(http://www.sengoku.co.jp/)
半導体からベルトまでいろいろ手に入ります。
ベルトは既に切れているのでφ70×0.5×5とφ75×0.5×5(念のため)を注文しました。
一本315円で送料も含め1050円でした。
これで起動すればいいのですが。
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