VAIO PCG-C1VJ/BP (Sony) 2000年

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省電力CPU_Cruso(TM5600)を初めて搭載したC1。

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世代的には3世代目になりハードウェアスペックが変更されたモデル。

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外観は若干明るめの色に変更されている。

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筐体自体は2世代目と変更はなく中身だけが変更された。

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本機の最大の特徴は2世代目のPentiumⅡから低消費電力型のCrusoeというCPUに変更になったこと。

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キーボードは比較的タイピングやし易く、ピッチが17mm、ストロークが2mmとこのタイプとしてはしっかりと打てる。

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ポインティングデバイスは構造上スライドパットは難しくスティックタイプ。

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正面左側。i.LINK、PCカードスロット、メモリースティックスロットを装備

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右側はAV出力、オーディオ、USB、外部モニタ、モデムの各ポートとジョグダイヤルを備える。

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ヒンジ部はVAIO独特のデザインで私的には結構気に入っている角度です。

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正面にはステレオスピーカーが配置されています。

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液晶部は横長タイプの8.9inchTFT液晶(1024×480)を装備。

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液晶上部にはC1シリーズ特徴のCCDカメラ(41万画素)がビルトインされている。このタイプからプログレッシブ化され画質も向上している。実際には使用頻度は低かったですが。

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このジョグダイアルもVAIO特有のデバイス。

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電源ボタンとMOTIONCAPTUREボタン。これを押すことによりアプリケーションが起動しました。

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意外と故障が多い。MOTIONEYEですがしっかりと起動します。

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このCPUの特徴はとにかく低消費電力で動作することでCPU自体のパフォーマンスは思っていたよりよくない。

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特にCrusoe自体がX86完全な互換ではなく内部的にエミュレートしていることからPentiumIIよりなかり遅い。Crusoe600MHzよりPeriumⅡ400Mhzのほうが体感的はレスポンスがいい。

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本体スペックは
CPU:Crusoe TM5600 600MHz キャッシュ(プロセッサに内蔵):1次キャッシュ 128KB、2次キャッシュ 512KB
システムバスクロック:100MHz
メモリ:SDRAM 128MB(オンボード)、最大192MB
ビデオチップ:ATI RAGE Mobility-M1 8MB
液晶:8.9インチ 1,024×480ドットTFT
HDD:約12GB
CCDカメラ:プログレッシブ方式 1/6インチ 35万画素(f=2.8mm F 2.8)
PCカードスロット:Type2×1(CardBus対応)
内蔵モデム:V.90/K56flex
バッテリ駆動時間:バッテリーパックS(BP51A)使用時 約2.5~5.5時間、バッテリーパックL(BP52A)使用時 約5~11時間、バッテリーパックLLL使用時 約8~20時間
外形寸法(幅×奥行き×高さ):248×152mm×27~29mm
重量:約980g(バッテリーパックS搭載時)

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低消費電力が期待されて投入されたCrusoeを搭載したC1。駆動時間が向上し、本体重量も1kg切るなど本来のモバイルPCとしてのウィークポイントは解消されましたが初期型ではCUPレスポンスが課題でした。

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