VAIO PCV-MX2 (Sony) 2000年

vaio

PCに音楽MDを搭載し、専用スピーカーによる音質にこだわったAV仕様VAIO

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デスクトップPCといえばDVD(CD)-ROMにFDがお決まりのスタイルだった中DVDやMD、FM文字多重チューナーなどを搭載したソニーでしか作れなかったAVパソコン。

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デザイン的にはソニーらしいオーディオを意識したデザイン。音声ボリュームもオーディオそのもの。

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本体上部はDVD再生が可能なスロット式ドライブ。CD-ROM読み込み40倍速/DVD-ROM読み込み16倍速。

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その下がカセットテープから進化したMDプレヤー。書き込みも可能でPCで搭載されているのは珍しかった。SonyではノートPCにも搭載していました。その下はフロッピーディスクドライブ。

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音楽プレーヤーらしく曲名などを表示するための液晶パネル。

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その下に配置される音声ボリュームもオーディオが好きな方には魅力的な装備。

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下部は- ヘッドホン×1、i.LINK(S400)×1 、USB×1が配置されています。

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VAIO色の専用キーボード。この頃はまだPS/2タイプ。

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マウスもVAIO色

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電源を入れてみます。一度リカバリーしているので結構高速に起動します。

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この機種までがOSがWindows9x系。これ以降のMXS系はWindowsXP。

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内臓されているアプリケーションはソニーらしいもので特にMXStageはGUIをうまく利用して斬新なものでした。

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このアプリケーションでCDからMDへのデーター転送もドラッグ&ドロップするだけで可能でした。

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オーディオ部の大型の表示パネルは操作状態やFM文字多重放送のデーターを表示することができました。
本機はオーディオに特化しただけあり、正面パネルのAUDOボタンを押すとWindowsを起動しなくてもCD.MD,FM音声が利用でした。 これは、PC電源とは別に専用の電源を搭載しているためでありかなり便利だった。

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本体仕様は
CPU:Pentium III 750MHz
メモリ:64MB (最大512MB)
ビデオチップ:nVIDIA TNT2 PRO 16MB(SDRAM)
HDD:30GB
DVD:DVD 最大8倍速 / CD 最大40倍速
モデム:V.90/K56flex
PCカード:Type2×1
インターフェイス:「前面」ヘッドホン×1、i.LINK(S400)×1 、USB×1 「背面」i.LINK(S400)×1、USB×1、パラレル×1、シリアル×1、光デジタルオーディオ IN×1/OUT×1、ライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1、S映像出力×1、コンポジット映像出力×1、スピーカーコネクター(プッシュ型)×1組 、FMアンテナコネクタ×1
外形寸法:188×374×355mm

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本体内部です。この時期のPCはパーツ類がかなりぎっしりと詰まっています。

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ビデオカードのnVIDIA社製のnVIDIA TNT2 PROで、ビデオメモリーは16MB

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オーディオ部。専用の高音質パーツを使用しているのがわかる。

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CPU部。PentiumⅢは懐かしいスロット式。

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当時の音楽媒体はカセットテープからMDに切り替わり、音楽用MDを搭載することによりCDからの転送、編集ができた画期的なVAIO

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オーディオ専用のD/Aコンバーターを搭載していたため従来のPCではなかなか実現できない高いS/Nを達成していました。

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【カタログ】

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