Power Macintosh G3 Blue & White (Apple) 1999年

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Power Macintosh G3 Blue & White (Apple) 1999年
当時は久しぶりのMac購入でした。Spartacusは中古で購入したため実際はLC630(1994年)以来でした。
大学時代(~1991年)は大学がほとんどMacだったのでMacOSの先進性ってのは今思うと進んでいたんでしょう。この時代PC98やDOS/V機はMS-DOSでしたし、X68000(Sharp)が当時のSytem7もどきのX-Windowがあった程度でした。

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なにしろ、それ以来のMacだったのでG3のパワーには驚かされました。大学の研究室にあった数百万かけたPower Macintosh 8500以上のパフォーマンスをG3(400MHz)は1/3以下で出していたからです。

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デザインも青白を基調とした「El-Capitan」をまとって従来のベージュデザインから脱却したものでありました。このデザインはPowerMacG4まで変わりませんでした。またMacの特徴でもある6色のアップルマークもこの機種から廃止されてしまいました。逆に大きなアップルマークと透明な独特なデザインはやはり一目見てMac とわかるものでした。特に側面からみるG3の文字は格好がいいです。

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正面はシンプルでドライブ、内蔵スピーカーと電源程度。

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背部は各種インターフェイスがあります。

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内部へのアクセスはレバー一つでアクセスでき非常に簡単です。

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またロジックボードも一新され「Yosemite」と呼ばれたシステムバスを従来の66MHzから100MHzに引き上げられたのもパフォーマンスアップの一因でありました。

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本体スペックは
CPU PowerPC G3プロセッサ400MHz 100 MHz
メモリ PC100 SDRAM 128 MB(標準) 512MB(現行)
グラフィック ATI RAGE128(16 MB)
ハードディスクドライブ 約 6 GB Ultra ATA/33
光学式ドライブDVD ビデオ再生機能装備の 5 倍速(最大)DVD-ROM ドライブ(CD-ROM を最大 32 倍速で処理)
Ultra Wide SCSI および Ultra2 Wide SCSI ドライブ用拡張ベイ× 3 基

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インタフェース
接続ポート 400 Mbps FireWire ポート× 2
12 Mbps USB (Universal Serial Bus) ポート× 2
ADB (Apple Desktop Bus) ポート(全 ADB 機器の最大消費電流は 500 mA)
通信機能 10/100BASE-T Ethernet コネクタ (RJ-45) 内蔵
Apple 56K V.90 内蔵モデム(別売り)(56 kbps モデム、K56flex / V.90 対応) **
拡張性 PCI 拡張スロット× 4 基: 64 ビット、33 MHz スロット× 3 基、ATI RAGE 128 グラフィックカード装着済の 32 ビット、66 MHz スロット1 基
ビデオ 15 ピンミニ D-Sub VGA コネクタ、Macintosh‐VGA ディスプレイ用アダプタ付属
サウンド 16 ビットステレオサウンド入出力用ミニジャック、44.1 kHz のサンプリングレート 内蔵スピーカ
サイズ/重量 高さ:43.2 cm×幅:22.6 cm×奥行き:46.7 cm

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久しぶりにMac OS8.6を動かしました。現在のOSと違ってマルチタスクではありませんが意外とレスポンスがいいです。

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当時はマックライトやクラリスワークス、ファイルメーカーなどをよく使っていました。
インターネットはTCP/IPの設定をちゃんとすれば接続できます。但しInternetExplorer5.0では現在のページは意外と再現できませんでした。

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DVD-ROM搭載なのでDVDも鑑賞することができます。当時のWindows機ではスペック的にコマ落ちなどしてあまり見られるものではなかったですが、このG3はコマ落ちすることなくスムーズに再生できたことを覚えています。

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このPower Macintosh G3の出現により従来のコスト高のPowerPC604シリーズに比べ低価格、低消費電力、そして個性的なデザインで、強力なCPUと2次キャッシュにより大幅なスペックアップ(処理能力の向上)が図られPC/AT機にはない独自路線へと進んでいきました。

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