VAIO PCG-C1MR/BP (Sony) 2001年

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VAIO PCG-C1MR/BP (Sony) 2001年 open価格219,800円
VAIOのC1は本機購入前まではPCG-C1XE(PetiumⅡ266MHz)を使っていて、それなりのレスポンスで満足していました。本機はCPUがCrusoeに変わって映像機能を強化したなど期待したマシンでした。

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外観も従来機よりスタイリッシュ(若干薄く)なり、今までのマグネシウム合金からアルミを混ぜたマグネシウム合金+プラスチックで構成されています。

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また、ボタン類も当時Sony機では流行っていたジョグダイアルも搭載され、使い勝手も良くなっています。
タイピングもキータッチはしっかりとしており、文章を打つのには十分対応できました。

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本機の電源を入れ、WindowsXPが起動するわけでだが、意外と遅かったというのが率直な感想でした。この機種の記事を書く前にPCG-U1(Crusoe867MHZ)について書きましたが、U1はHDDが1.8inchなのでそれよりマシかもしれません。

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インターフェイスはメモリースティックは手前にあり、向かって右側はAC電源、ポートリプリケーター端子、USB。左側がPCスロットとIEEE端子

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付属のポートリプリケーターはCRT外部出力ポート,USB×1,ネットワーク(10BASE-T/100BASE-T),A/V出力,入力(たぶん当時は映像取り込んでいたと思いますが、このレスポンスではやる気がなくなりました。)

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本体スペックは
OS Microsoft Windows XP Home Edition
プロセッサー Transmeta Crusoe プロセッサー TM5600 667MHz
キャッシュメモリー(1次/2次) 128KB/512KB(CPUに内蔵) 128KB/512KB(CPUに内蔵)
メモリーバスクロック 最大133MHz
メインメモリー 標準/最大 DDR-SDRAM 128MB(オンボード)+SDRAM 128MB 合計256MB
グラフィック アクセラレーター ATI Technologies社製 MOBILITY RADEON -M
ビデオメモリー 8MB(ビデオチップに内蔵)

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液晶表示装置 8.9型、ウルトラワイドSXGA(1280×600ドット)TFTカラー液晶
ハードディスク 約30GB(Ultra ATA100)
(C:約15GB/D:約15GB)*5*6 約20GB(Ultra ATA100)
(C:約10GB/D:約10GB)*5
内蔵ビデオカメラ プログレッシブ方式1/6 型CCD35万画素(f=2.8mm F3.4スローシャッター対応)
MPEG2 ハードウェア エンコーダー MPEG2 R-Engine
外部接続端子 i.LINK(IEEE1394)端子 S400(4ピン)×1、バイオ関連製品用DC OUT(電源供給)端子 ×1
モデム用モジュラージャック×1 マイク×1
ステレオヘッドホン出力(MEGA BASS対応)×1、マジックゲート対応メモリースティックスロット×1
USB×1 ポートリプリケーター専用端子×1
ポートリプリケーター付属 USB×1 A/V 出力*6(NTSC/PAL 対応、ステレオライン出力)×1
A/V 入力(NTSC 対応、ステレオライン入力)×1 外部ディスプレイ出力×1
ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)×1
PCカードスロット Type II×1、CardBus対応
オーディオ機能 ウィンドウズサウンドシステム互換、内蔵ステレオスピーカー、内蔵マイク、MEGA BASS(低音ブースト)機能
内蔵FAX/モデム 最大56kbps*10(V.90)/最大14.4kbps(FAX時)
キーボード/ポインティングデバイス 約17mmピッチ/キーストローク約2mm/86キー/
スクロール機能対応スティック式ポインティングデバイス*11、ジョグダイヤル
主な付属品 ポートリプリケーター、ACアダプター(PCGA-AC16V4同等品)、
消費電力 27W 32W
本体外形寸法 幅249mm×高さ28mm×奥行き152mm
質量 約995g

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本機の特徴は液晶サイズ(8.9inch)で変更がないが解像度が1024×480から1280×600に変更されより高解像度になった。特にインターネットを閲覧するには便利になった。それとキーボード右上にあるジョグダイアル、キーボード中央にあるトラックポイント。それにC1の特徴でもある液晶部にあるカメラ。

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このカメラはいろいろ利用する方法があったのだと思いますが当時は写真を撮る程度しか利用できず、本当はFaceTime(Apple)のようなビデオ通話ができればおもしろかったと思います。(せっかくハードウェアエンコーダーも搭載しているので)

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本機からMPEG-2ハードウェアエンコーダーが搭載されていますが、今回はチェックをしませんでした。
無線LANも未搭載なのでPCカード経由です。

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当時はこのPCG-C1MRとSigumarion(Docomo)を併用していました。文書作成やインターネット閲覧はC1が優れていますが、いかんせんOS起動とレスポンスはとてもSigmarionには及びません。おなじコンセプトであるVAIO_Pと比較してみました。

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サイズ的にはVAIO_Pのほうが若干コンパクトでスリムですが使い勝手はそれほど変わりません。本体のレスポンスはPがSSDのせいもあってかなり違います。

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このあとVAIOはUシリーズへと移行していきますがMobilePCに特化させすぎたため本来のタイピングができるPCはVAIO_Pまで出てきませんでした。

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