LDP-900 レーザーディスクプレーヤー (Sony) 1989年

映像機器
LDP-900 レーザーディスクプレーヤー (Sony) 1989年 標準価格170,000円
レーザーディスクはBlu-rayやDVD以前の光ディスク再生機であります。
ディスクは直径30cmもあり、片面1時間のアナログデーターで記録されていて、両面で2時間記録ができる媒体です。
日本では、1980年にPioneerがVP-1000を発売した。当時父親がこれを購入しましたがビデオテープしか映画を見たことがない私はとても感激した記憶があります。
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我が家で稼働しているAV機器の中で2番目に古い現役機です。最初購入したのがLD-7000という機種でした。
中古も含め4台ほど使いましたが、一番丈夫で現在も動いています。
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sonyのレーザーディスクは2台所有しましたが、MDPシリーズは故障が多かったです。特にCDと併用する場合の故障や、モーターの故障、両面再生などの機能があると故障の原因じゃないかと思います。無理にコンパチ機を使うよりシンプル機のほうが音声信号の干渉などを受けないので画像が犠牲とならないような気がします。
本体の特徴アルミダイキャストモノコック構造、回路部に銅板、下部に銅メッキ板、と高価な材料を多用した今では考えられない豪華な設計です。重さ17.5kgと物量投入機、耐久性が高くとてもしっかりとした造りです。
<主な仕様~音声部>周波数特性:4~20,000Hz(±0.1dB)、ダイナミックレンジ:102dB以上、ワウ・フラッター:±0.001%以下(測定限界以下)、S/N比:110dB以上
<主な仕様~映像部>水平解像度:430本、映像S/N比:52dB以上、デジタルメモリー:8bit 4fsc、可変再生(1/2、1/4、1/8、1/16、1/30、1/90、2、3、5、10倍)
<再生可能ディスク>・LD(20cm/30cm/LDシングル対応)
<入出力端子>S映像出力端子×1、コンポジット映像出力端子×2(RCA/金メッキ)、音声出力端子×2(RCA)、コントロールS入力端子×1(ミニ)、映像音声入力2系統(フロント・リア×各1系統)
<サイズ/重量/電源他>サイズ:470mm×125mm×42mm(W×H×D) 重さ17.5kg」
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本体は画像出力に2ラインY/C分離回路を搭載した機種で、重量が17kgと非常に重く、そのせいもあって音質は他のLD機よりもいい音
が出ます。画像的には若干ノイズPioneer機よりも多い気がしますがSony特有の鮮やかな色が再現されます。
本機の特徴の1つとしてPICTUER MODEとPICTUER ENHANCEの2つのモードがありデジタル処理することにより画像が良くなるそうですが、効果がよくわかりません。(ソースによって大分バラつきます。)通常はDIRECTに設定してあります。
レーザーディスクは、液晶ディスプレイ(KDX-40Q005)で鑑賞すると映像が平面的になり、私はあまり好きではありません。通常はまだ現役で動いているProfeelPro(KX-34HV2)で鑑賞しています。(写真では液晶のほうがきれいにでますが。)
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画質的にはDVDの方が解像度が高く鮮明ですが、LDにはアナログ特有のソフトな映像表現が私は好きです。
LD-DiskとDVD-Diskを比較するとこんなに違います。
LD-Disk 直径30cm フォーマット アナログ 水平解像度400本
DVD-Disk 直径12cm フォーマット デジタル 解像度720×48
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故障は、一度モーターが壊れましたが交換。もう部品ないと思うので次に壊れたら断念します。

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